掛川02【カケガワ02】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10879号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | とうがらし | |
登録品種の名称及びその読み | 掛川02 よみ:カケガワ02 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 12月 17日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 関明彦、黒羽将樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、アメリカ合衆国、イタリア共和国及びカナダ国から導入した品種名不詳の扁平形ピーマンを混植し、その自然交雑実生の中から選抜、育成されたものであり、成熟果は赤色の小さい扁平形の青果用品種である。草丈は低、分枝開張度及び分枝性は中、第1分枝の節位は低、角度は広、節間長はやや短、枝の強度は中、腋芽の発生はやや弱である。葉色は緑、葉の大きさは中、葉柄の長さはやや長、葉面の平滑度は平滑である。未熟果の果色は緑、成熟果の果色は赤、果の着生は節成り、着果の向きは上向き、果形は扁平形、果肉の厚さは厚、果の大きさは小、長さはやや短、太さはやや太、果頂部の形は中、果面のシワは少、心室数は一般に3、光沢はやや多、果面の条溝の深さは浅、果柄の強さ及び果皮の硬さは中、果の辛味の発現は無、着果数は少、1果当り種子数は多、早晩性はやや早である。「カプチン」と比較して、着果の向きが上向きであること、果が小さいこと等で、「掛川01」と比較して、草丈が小さいこと、着果の向きが上向きであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者のほ場(静岡県掛川市)において、アメリカ合衆国、イタリア共和国及びカナダ国から導入した品種名不詳の扁平形ピーマンを混植し、その自然交雑実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 掛川02のページへのリンク