打越早生一寸【ウチコシワセイッスン】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9392号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | そらまめ | |
登録品種の名称及びその読み | 打越早生一寸 よみ:ウチコシワセイッスン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉田孝親、高木篤史 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「陵西一寸」の選抜系統に「緑陵西一寸」を交配して育成されたものであり、着さや数がやや多く、青実の緑色度が中の青実用品種である。草勢、草丈及び草姿は中、分枝数はやや少、有効分枝数及び節間長は中、茎のアントシアニン着色程度は淡である。小葉の大きさ及び形は中、葉色はやや鮮緑である。花の色は白のみ、最下着さや節位は中、着さや密度はやや密、着さや数はやや多、さやの長さは中、幅はやや大、厚さ及び重さは中、色はやや濃、そりは中、くびれはやや小である。子座数及び子実数は3.0以上4.0未満、青実の長さ、幅、重さ及び緑色度は中、裂皮性は小である。種子の臍の色は黒、種皮の色調は淡褐である。開花始期は中、さやの収穫期はやや早である。「陵西一寸」と比較して、茎のアントシアニン着色程度が淡いこと、子実数が多いこと、さやの収穫期が早いこと等で、「緑陵西一寸」と比較して、花の色が白のみであること、子実数が多いこと、青実の緑色度が淡いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に出願者の農場(千葉県袖ヶ浦市)において、「陵西一寸」の選抜系統に「緑陵西一寸」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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