拡張工事と百貨店の開業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:25 UTC 版)
「阪神百貨店」の記事における「拡張工事と百貨店の開業」の解説
第二次世界大戦後に再び構想の実現に取り組み、その一環として梅田阪神ビル(当時)北側地下道の両側に1951年に全国名菓名物街を開業し、11月1日に売り場を1階まで拡張した際に屋号を阪神百貨店と改め、1952年には1階に京阪神の甘辛の一流店を集めて阪神甘辛のれん街を開設するなど、この頃から専門店を誘致した委託部門優先をしていた。 そして1957年4月に改めて2代目の株式会社阪神百貨店を設立し、同年6月1日に念願の百貨店の開業に漕ぎ着けた際にも、阪神電気鉄道梅田停留場から直接入店できる出入り口を設置してターミナルデパートの強みをフル活用しつつ、取引先のノウハウを活用する委託優先・専門店招致の方針を掲げて後発によるノウハウの不足を補う方針で営業を開始した。 その後、拡張工事を開始し、1958年3月に梅田阪神ビルディング(当時)の5階から8階を増床して東側部分が完成。更に、西側部分を増築して、1963年6月に、約23年の歳月をかけて、第二次世界大戦前の当初構想の店舗面積へ拡大し、現在の規模の店舗となった。この時にビル名称を「大阪神ビルディング」と改称している。 平成14年(2002)10月、梅田本店の外壁のリニューアル工事が完成した。
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