情報活用試験
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この試験のコンセプトは、使うである。この試験には3級~1級がある。一般利用者向けの試験であり、パソコンを操作すると言った基礎的なことから情報セキュリティに関する事まで、主に情報リテラシーの内容となっているが、2009年度試験以降は具体的なアプリケーション(表計算ソフト等)の活用法や、企業の経営戦略に関する問題などが追加された。 また、3級~1級の実施時間が異なり、併願が可能である。つまり、3級と2級、2級と1級などの複数の級を一度に受験できる。試験時間は3級が40分、2級と1級は60分である。合格基準は3級が(100点満点中)70点以上、2級と1級は(100点満点中)65点以上である。 出題範囲に類似性がある国家試験のITパスポート試験(iパス)へのステップアップとしても利用できる他、情報活用試験の合格者は合格した級に応じて、日商PC検定試験の一部の級の知識科目が免除される特典が付く(後述)。 出題範囲 3級 情報表現と処理手順、パソコンの基礎、インターネットの基礎、インターネットの利用、情報機器の基本操作、情報社会とコンピュータ、情報モラル 2級 経営戦略・システム戦略・企業活動、プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント、データ構造と情報表現、問題解決処理手順、パソコンの基礎、データベース、インターネットの基礎、アプリケーションソフトウェアの利用(表計算ソフト、プレゼンテーションソフトウェア) 1級 情報と情報の利用、パソコンを利用したシステム、ネットワークの利用、情報ネットワーク社会への対応、情報セキュリティ、表計算ソフトやデータベース等を利用した問題解決 受験料 3級(旧:情報処理検定4級) 2,500円(2009年4月1日改定) 2級(旧:情報処理活用能力検定3級) 3,500円(受験料は、据え置き) 1級(旧:情報処理活用能力検定準2級) 4,000円(受験料は、据え置き)
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