快速急行・急行・普通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:44 UTC 版)
「名鉄各務原線」の記事における「快速急行・急行・普通」の解説
朝方と深夜帯を除いて名鉄岐阜駅 - 犬山駅間では名鉄岐阜駅 - 新那加駅間が普通・新那加駅 - 犬山駅間が急行となる列車と全区間普通として運行する列車がそれぞれ毎時2本運行されている。犬山遊園駅で前者が新鵜沼駅発着の急行に(半数は新鵜沼駅発着のミュースカイにも)、後者が同じく一部特別車の特急に接続している。後者はさらに犬山駅で名古屋方面 - 新可児駅発着(新可児駅で御嵩行きに接続)の広見線・犬山線直通の準急と小牧線の普通平安通行きにも接続している。 朝にごくわずかながら全区間で急行として運転される列車も存在し、また犬山駅発の最終岐阜行きは犬山駅 - 三柿野駅間を普通で、三柿野駅 - 名鉄岐阜駅間を急行として運転する。 基本的には犬山駅で運転系統が分けられているが、運用上の都合で、列車番号を変えて広見線 新可児駅まで運転される列車もある。この列車の場合、広見線に向かう乗客は犬山駅で降りる必要は無い。 最も多い新那加駅 - 名鉄岐阜駅間が普通列車となるパターンの急行の場合、新鵜沼駅 - 名鉄岐阜駅間の標準所要時間は26分、全区間普通列車の場合は31分となっている。 これらは主に、2両または4両での運転が主体で、6両での運転は朝ラッシュ時と深夜の一部のみで見られる。また、昼間以降にはクロスシート車の1800系が使用されることも多い。 朝には犬山駅を跨いで常滑線・名古屋本線方面と直通する急行、名鉄岐阜駅 - 新可児駅間の急行(新鵜沼駅から普通)が運行されるほか、平日の朝には犬山駅で新可児発の列車を併結して8両になる列車が6本あり、新鵜沼駅で当駅終点の列車と名鉄岐阜駅発の列車を併結して8両になる列車が2本ある。 また、2008年12月のダイヤ改正までは昼間以降にも犬山線を経由して名古屋方面へ直通する列車が毎時2往復設定され、昼間は各務原線内を普通として運行し、犬山線内では準急、常滑・河和・知多新・空港線内では急行として運行していた。また、夕方以降は名古屋方面直通の列車は各務原線内でも全区間で急行運転を行い、岐阜行きは準急、犬山・名古屋方面直通(河和行きか内海行き)は急行として運転され、夕方の時間帯は名古屋方面直通の急行系統が毎時2往復、名鉄岐阜駅 - 犬山駅間の普通、が毎時2往復、名鉄岐阜駅 - 三柿野駅の普通が平日は毎時1往復、休日は毎時2往復、岐阜駅 - 新可児駅または犬山駅間の列車(名鉄岐阜駅 - 新那加駅間は普通、名鉄岐阜駅 - 新可児駅または犬山駅は急行として運転)が平日にのみ毎時1往復、というパターンで運行されていた。 2011年3月26日のダイヤ改正で準急の設定はなくなり、新たに平日の朝に1本、名鉄岐阜駅発河和行きの快速急行が設定された。なお、当該列車の各務原線内での停車駅は急行と同一となっている(犬山線・名古屋本線に入ってから栄生駅を通過)。 各務原線内では三柿野駅の犬山方面行きのみ列車待避が可能であるが、現行ダイヤでは定期列車の追い越しは行われない。岐阜行きは列車待避ができず先行列車が終点の名鉄岐阜駅まで先着する。 また、毎年8月10日に各務原市で開催される「日本ライン夏まつり」の際には観客輸送のため通常犬山駅で折り返している一部の定期列車が主に岩倉駅まで区間延長される。このほか、航空自衛隊岐阜基地で開催される航空祭の際には、通常は新鵜沼止まりとなっている急行が午前中に三柿野駅または名鉄岐阜駅まで延長運転されるほか、新那加発名古屋方面行きの急行や準急(新那加駅では折り返しができないため名鉄岐阜駅から回送。一部列車は通常の新可児駅発から発駅変更となる。各務原線内での準急停車駅は急行と同一)、三柿野発名鉄岐阜行きの急行や普通などが臨時運行されることがある。 2021年10月30日のダイヤ改正で日中は急行の運行がなくなり、従来新那加駅以東で急行に種別変更していた列車は三柿野駅での折り返し普通列車になった。これに伴い名電各務原駅は停車本数が毎時2本に減少となり、逆に市民公園前駅は停車本数が毎時4本に増加した。犬山駅発着の普通列車は改正前と変わらず、新鵜沼駅または犬山遊園駅で特急に接続している。
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