後期 WA32/WPA32型(1999年-2000年)
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「日産・セフィーロワゴン」の記事における「後期 WA32/WPA32型(1999年-2000年)」の解説
1999年8月30日、マイナーチェンジ。 1998年にフルモデルチェンジしたA33型セフィーロにならった丸型4灯式ヘッドライト(アウターレンズはプラスチック製からガラス製に変更され、クリアランスレンズとは分離された)や新意匠のフロントグリル・リヤガーニッシュ&エンブレム(「CEFIRO」→「Cefiro」に書体を変更)、新デザインのアルミホイール&ホイールカバー、グレー塗装のルーフレール、ボディーカラーの入れ替え(シャンパンシルバーの追加など)、エンジンヘッドカバーの全部分シルバー塗装化、新意匠のステアリングやセレクターレバーを採用するなど主としてエクステリアとインテリアの意匠変更に重点が置かれた。 また、ゾーンボディを採用するなど衝突安全性能も向上させた。ただし、それと引き換えにSRS両席サイドエアバッグは全車メーカーオプションとなっている。 「スポーティーパッケージ」は引き続き設定され、選択すると前期の内容に加えて木目調センタークラスターパネルがブラックウッド調に変更され、ヘッドライトのインナーハウジングがチタン調に、そしてクリアランスレンズの色がアンバー(橙)となる。 なお、このマイナーチェンジを機に3Lエンジン搭載の「30クルージングG」と「25クルージング」、そしてオーテックジャパン扱いの「エアロセレクション」は廃止され、それらと入れ替わりに「20クルージングG」が追加された。 また、ディーラーオプションで台湾仕様のフロントバンパーとフロントグリル、フォグランプ&コーナリングランプで構成される「VIPセレクション」が全車に設定された。 なお、セダンではブレーキ時に両側テールランプが全部で4灯点灯するが、ワゴンでは両側テールランプ下部の2灯のみ点灯する。 2000年7月、日産リバイバルプランによる車種整理の対象とされ、ステージアやプリメーラワゴンに統合される格好となり生産を終了。 2000年8月、在庫対応分が完売し販売終了。販売期間は前後期型を通して、わずか3年3ヶ月余りで、後期型だけで見ると1年と極めて短いものとなった。
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