後拾遺和歌抄とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 国指定文化財等データベース > 後拾遺和歌抄の意味・解説 

後拾遺和歌抄

主名称: 後拾遺和歌抄
指定番号 148
枝番 00
指定年月日 1941.07.03(昭和16.07.03)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 2帖
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

後拾遺和歌抄〈上下/〉

主名称: 後拾遺和歌抄〈上下/〉
指定番号 2405
枝番 00
指定年月日 1984.06.06(昭和59.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 1帖
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  『後拾遺和歌抄』(二十巻)は、白河天皇勅命藤原通俊応徳三年一〇八六)に撰進した勅撰和歌集で、本帖はその鎌倉時代前期書写本である。
 体裁粘葉装であるが、糊離れのため現在は紫糸で仮り綴じとされている。本文斐紙四周押界を施して書かれ、首に仮名序付し、半十一十三行あて、和歌一首一行書き詞書一字下げ書写されている。本文中には本文と別筆で和歌追記書き入れや、人名語句等の勘物書き入れがあり、各巻首上余白所収歌数記入があり、和歌のうちには歌題朱書したものもある。帖末には本文同筆で「長承三年十一月十九日以 故礼部納言自筆本 書留了」云々本奥書があり、本帖は撰者藤原通俊撰進後の寛治元年一〇八七)に校訂し自筆本系統属すことを明らかにしている。またこの奥書前後には藤原為家出家後、子息為相に本帖を譲与する旨の譲与奥書記されている。本帖は冷泉家伝来したもので、『後拾遺和歌抄』の現存最古写本として国文学史上貴重な遺品である。
重要文化財のほかの用語一覧
書跡・典籍:  後崇光院御筆新続古今集  後嵯峨上皇幸西園寺詠翫花和歌  後拾遺和歌抄  後拾遺和歌抄  後拾遺抄  後撰和歌集  後撰和歌集



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「後拾遺和歌抄」の関連用語

後拾遺和歌抄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



後拾遺和歌抄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2024 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS