彦根城の時報鐘と虫の音
●よく聞ける時期 ●よく聞けるところ ●寄りみち | 琵琶湖畔の小高い丘の上に端正にそびえたつ白亜の彦根城。その時報鐘は、国宝に指定されている天守のすぐ近く、城下を一望できるところにある。元は鐘の丸にあったが、城下一帯によく聞こえるように、現在の場所に移された。 12代藩主、井伊直亮の時代に、より音色の美しい鐘にするために、小判を入れて造られたと伝えられており、現在でも時代の移り変わりを音色で知らせる”時のオルゴール”として、城の係員によって朝6時から夕方6時までの3時間ごとにつかれている。 また、彦根城を背景に聞こえるヒグラシの蝉しぐれや、スズムシなどの虫の音は、旧大名庭園「玄宮園」の風情を醸し出している。毎年9月には、虫の音を聞きながら邦楽、野点を楽しむ「玄宮園で虫の音を聞く会」が催される。 |
列車・バス=JR彦根駅から近江バス、ブリヂストン線で3分、徒歩15分で彦根城表門へ。そこから時報鐘まで徒歩5分。 |
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