春日野の鹿と諸寺の鐘
●よく聞ける時期 ●よく聞けるところ ●寄りみち 興福寺、東大寺、春日大社はもちろんだが、ちょっと足を伸ばして新薬師寺、白亳寺も見ておきたい。西郊なら西大寺、秋篠寺、薬師寺、唐招提寺も落とせない。 |
奈良市のほぼ中央に位置する春日野あたりは、初夏の鮮やかな緑はもちろん、四季それぞれに多様な姿を見せるとともに、約1200頭もの野生の鹿が、訪れる人々をつぶらな瞳で迎えている。 早朝、この辺りを散策していると、静けさのなかに時折鹿の鋭い鳴き声が響き、さわやかな空気に溶けあったその風景が、心をなごませてくれる。 また、奈良の歴史の象徴ともいえる社寺も数多く、奈良公園の玄関にあたる五重塔のそびえる興福寺、大仏殿を構える東大寺はその代表である。そして寺々の鐘は、創建の頃より時の流れをこえた重みのある鐘の音を響かせ、古都奈良の町と人々に安らぎを与え続けている。 |
電車・バス=近鉄奈良駅から徒歩15分。またはJR奈良駅から徒歩で25分。市内循環バスもある。 |
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