形態の多様化と用法とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 形態の多様化と用法の意味・解説 

形態の多様化と用法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:50 UTC 版)

OEM」の記事における「形態の多様化と用法」の解説

歴史としてコンピュータ製造業者Aに限らず各種機器製造する者が差別化戦略販売戦略として「OEM」への転換業者Bに促す方法次第広まっていった。一例として、ソニーでは1980年代前半3.5インチフロッピーディスクドライブを搭載したワードプロセッサ発売した時、フロッピーディスクドライブそのもの普及販売戦略として製造業者BへOEMとなるように働きかけており、この時「OEM供給」や「OEMビジネス」という表現用いられている。元来造語である用語「OEM」は業者Bを表していたが、デ・ファクトの用語なので、製造者委託製造者販売者消費者それぞれの立場から解釈用法変化した。 用語「OEM」は、1980年代後半ごろからコンピュータ製造業者C(以下「業者C」)に製造委託販売業者D(以下「業者D」)が自社ブランドとする商品その手法や両業者なども含めてOEM化」、「OEMをする」、「OEM製品」、「OEM供給」、「OEM元」や「OEM先」などと多様化し用いられている。また、OEM」の E (equipment) は、装置比較大きな機器機械を表すが、equipment当たらない考えられる機器製品商品分野にまでわたって幅広く用法用語として定着した例えば、自動車業界などにおいて「OEM元」や「OEM先」が用いられるが、完成した自動車装置機器呼べかどうか議論分かれる。 なお、製造元企業OEM元、供給先企業OEM先と呼ぶことが多いが、逆に製造委託元の企業OEM元、委託先企業OEM先と呼ぶ場合もあり、注意が必要である。 一方ODM (original design manufacturer) という用語があり、「相手先(委託者ブランドでの製品設計生産(者)」を表す。業者Cが設計から製造まで行い業者Dに提供することを主な業態とする場合、または業者Dが設計段階から全面的に業者Cに依存してその製品購入販売する場合に、業者CをODM呼んでいる。例えば、台湾多く半導体ファウンダリ半導体受託製造会社は「OEM企業」というより「ODM企業」である。 近年では、相互供給OEM元とOEM先の逆転などの他、他社から供給受けたOEM製品他社ブランド販売するためにさらにOEM供給する「二段OEM」とでもいうべき製品見られるようになっている

※この「形態の多様化と用法」の解説は、「OEM」の解説の一部です。
「形態の多様化と用法」を含む「OEM」の記事については、「OEM」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「形態の多様化と用法」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「形態の多様化と用法」の関連用語

1
8% |||||

形態の多様化と用法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



形態の多様化と用法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのOEM (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS