広島県内におけるカープの影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:46 UTC 版)
「広島東洋カープ」の記事における「広島県内におけるカープの影響」の解説
「地元での愛され方が他球団と違う」と豪語されるほど、広島県内におけるカープの人気は絶大なものであり、県内の至る所でその影響を受けたものが散見される。 ローソン広島駅からマツダスタジアムに至る「カープロード」沿いと、スタジアムに隣接するローソン2店舗の正面看板が、通常の青帯ではなく世界でもここしかない赤帯になっており、通称「赤ローソン」と呼ばれ、県外からのカープファンの観光スポットになっている。なお、「赤ローソン」の通称は臙脂色の看板を使用したナチュラルローソンでも使用されている。 カープ電車広島電鉄およびJR西日本が、カープのロゴやカープ坊や、スライリーなどを利用したラッピング電車を運行している。広島電鉄のカープ電車は、選手による車内アナウンスや、ファンによるメッセージが車内に掲示されている。 なお、カープ電車ではないが2015年にJR西日本が広島地区に導入した227系(0番台)は赤を基調としたデザインであり、この色について同社のプレスリリースでは厳島神社の大鳥居、広島県木のもみじと並んで「広島東洋カープをイメージした」との記載がある。また、側面行先表示器にカープ坊やの表示が落成時から用意されており、2016年のリーグ優勝以降、日本シリーズや優勝時に特別表示を実施している。 教育・労働現場広島市内の小中学校には「カープについて考える授業」が存在し、2015年5月30日放送の『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』では湯崎英彦県知事によってその様子が紹介された。 2015年3月には、広島労働局が国が進める「働き方改革」の一環として「カープの試合が地元である日をノー残業デーにする」という案を発表し、この時職員はカープのユニフォームを着用して会見を行なった。
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