広島県内の被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 23:34 UTC 版)
呉市内では、住宅地背部の急傾斜地の至るところが崩壊し、土石流が頻発。市内だけで1,156人が死亡している。広島西郊の佐伯郡大野町(現・廿日市市)では、陸軍病院が土石流の直撃を受け複数の病棟などが全壊。医療従事者、治療中の被爆者、京都帝国大学の調査関係者などを合わせて100名以上が犠牲になった(現在、病院跡地付近に慰霊碑が建立されている)。一方、原爆による放射性物質がこの台風による風雨によって洗い流され、広島市が居住可能になったと考える識者もいる。
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