平均寿命・平均余命
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 22:55 UTC 版)
総務省統計局の『社会生活統計指標2012』によると、2005年の調査では、本県の平均寿命は、男性76.27歳(全国平均:78.56歳)、女性84.80歳(全国平均:85.52歳)で全国最下位となった。1995年の調査よりも男性で約1年、女性で2.2年寿命が延びた。また、2005年の市町村生命表(全国の市町村別の平均寿命調査)によると、男性の平均寿命は全国の自治体の下位2位に板柳町75.2歳、3位:位鰺ヶ沢町75.2歳、4位:五所川原市75.5歳、6位:田舎館村75.6歳、7位:藤崎町75.6歳、8位:平川市75.6歳、9位:中泊町75.6歳の順となり、主に津軽地方の自治体が上位を独占した。女性では、下位2位に大鰐町83.1歳が入った。 平均寿命の順位が低いことから、青森は「短命県」と呼ばれる。原因としては過度の塩分摂取や喫煙・飲酒、野菜・運動不足、病院嫌いの傾向が挙げられており、出汁を活用した減塩呼び掛けなどの対策が行われている。 県の平均余命は、2005年の0歳、20歳、40歳、65歳、75歳の各年齢別で男女とも全ての順位が全国最下位になった。 青森県民の平均寿命西暦男性平均寿命女性平均寿命1965年 65.32歳(全国47位) 71.77歳(全国47位) 1970年 67.82歳(全国47位) 74.68歳(全国47位) 1975年 69.69歳(全国47位) 76.50歳(全国47位) 1980年 71.41歳(全国47位) 78.39歳(全国47位) 1985年 73.05歳(全国47位) 79.90歳(全国47位) 1990年 74.18歳(全国47位) 81.49歳(全国47位) 1995年 74.71歳(全国47位) 82.51歳(全国47位) 2000年 75.67歳(全国47位) 83.69歳(全国47位) 2005年 76.27歳(全国47位) 84.80歳(全国47位) 青森県民の主な年齢の平均余命(2005年)男性の平均余命女性の平均余命0歳 76.27歳(全国47位) 84.80歳(全国47位) 20歳 56.79歳(全国47位) 65.26歳(全国47位) 40歳 37.88歳(全国47位) 45.74歳(全国47位) 65歳 17.04歳(全国47位) 22.77歳(全国47位) 75歳 10.39歳(全国47位) 14.45歳(全国47位)
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