川田駅とは? わかりやすく解説

川田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 22:32 UTC 版)

川田駅
駅舎(2006年8月)
かわた
Kawata
B14 阿波山川 (2.9 km)
(4.5 km) 穴吹 B16
所在地 徳島県吉野川市山川町川田64
駅番号 B15
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 徳島線
キロ程 34.8 km(起点)
電報略号 カタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1914年大正3年)3月25日[1]
備考 無人駅
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川田駅(かわたえき)は、徳島県吉野川市山川町川田にある四国旅客鉄道(JR四国)徳島線である。駅番号はB15

歴史

初代川田駅(かわだえき)は1907年明治40年)8月28日に徳島鉄道の駅として開業[1]、同年9月1日の国有化を経て1914年大正3年)3月25日の新線開通に伴い廃止された[1]。現在の川田駅は二代目に当たる。

年表

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。木造駅舎は阿波池田に向かって右側にあり、前面が改装されている。駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。

無人駅。1972年(昭和47年)無人化された後[3]簡易委託駅となり、駅舎内で近距離切符を販売していたが、JR四国が発足した頃に簡易委託を取り止めて、完全な無人駅となった。

かつては附近の製糸工場のための貨物輸送を行っていた。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 徳島線 上り 鴨島徳島方面
2 下り 穴吹阿波池田方面

駅周辺

麻植郡川田町(その後隣の山瀬町と合併して山川町になる)の中心地で、旧国道沿いに集落が広がる。知る人ぞ知る銘菓「川田まんぢう」の本店が、駅のすぐ近くにある(1872年創業。2023年10月31日職員高齢化等のため閉店)[4]。川田まんぢう(川田まんじゅう)はかつて当駅で立ち売りが行われていた[5]

隣の駅

四国旅客鉄道(JR四国)
徳島線
普通
阿波山川駅 (B14) - 川田駅 (B15) - 穴吹駅 (B16)

脚注

  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、656-657頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第254号」『官報』1972年9月30日。 
  3. ^ a b 「通報 ●羽越本線南鳥海駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月30日、11面。
  4. ^ ホームの売り子で人気、「川田まんぢう」終着駅へ 消えゆく鉄道菓子”. 朝日新聞デジタル (2023年10月14日). 2023年11月15日閲覧。
  5. ^ 徳島線トロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」2022 年上半期の運転について (PDF)」(プレスリリース)、四国旅客鉄道株式会社、2022年3月7日。2022年3月8日閲覧

関連項目

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