川田駅
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川田駅 | |
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駅舎(2006年8月)
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かわた Kawata |
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◄B14 阿波山川 (2.9 km)
(4.5 km) 穴吹 B16►
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所在地 | 徳島県吉野川市山川町川田64 |
駅番号 | ○B15 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■徳島線 |
キロ程 | 34.8 km(佃起点) |
電報略号 | カタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1914年(大正3年)3月25日[1] |
備考 | 無人駅 |
川田駅(かわたえき)は、徳島県吉野川市山川町川田にある四国旅客鉄道(JR四国)徳島線の駅である。駅番号はB15。
歴史
初代川田駅(かわだえき)は1907年(明治40年)8月28日に徳島鉄道の駅として開業[1]、同年9月1日の国有化を経て1914年(大正3年)3月25日の新線開通に伴い廃止された[1]。現在の川田駅は二代目に当たる。
年表
- 1914年(大正3年)3月25日:新線上に開業[1]。
- 1970年(昭和45年)6月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1972年(昭和47年)10月1日:荷物扱い廃止[2]。無人駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により四国旅客鉄道が承継[1]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。木造駅舎は阿波池田に向かって右側にあり、前面が改装されている。駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。
無人駅。1972年(昭和47年)無人化された後[3]、簡易委託駅となり、駅舎内で近距離切符を販売していたが、JR四国が発足した頃に簡易委託を取り止めて、完全な無人駅となった。
かつては附近の製糸工場のための貨物輸送を行っていた。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■徳島線 | 上り | 鴨島・徳島方面 |
2 | 下り | 穴吹・阿波池田方面 |
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ホーム(跨線橋から、2004年12月)
駅周辺
旧麻植郡川田町(その後隣の山瀬町と合併して山川町になる)の中心地で、旧国道沿いに集落が広がる。知る人ぞ知る銘菓「川田まんぢう」の本店が、駅のすぐ近くにある(1872年創業。2023年10月31日職員高齢化等のため閉店)[4]。川田まんぢう(川田まんじゅう)はかつて当駅で立ち売りが行われていた[5]。
- 長久堂川田まんぢう本店
- 川田郵便局
- 吉野川市立川田西小学校
- 福生寺
- 西川田の大クス - 吉野川指定天然記念物
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、656-657頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第254号」『官報』1972年9月30日。
- ^ a b 「通報 ●羽越本線南鳥海駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月30日、11面。
- ^ “ホームの売り子で人気、「川田まんぢう」終着駅へ 消えゆく鉄道菓子”. 朝日新聞デジタル (2023年10月14日). 2023年11月15日閲覧。
- ^ 「徳島線トロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」2022 年上半期の運転について (PDF)」(プレスリリース)、四国旅客鉄道株式会社、2022年3月7日。2022年3月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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