岩尾別温泉とは? わかりやすく解説

岩尾別温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 15:23 UTC 版)

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岩尾別温泉
三段の湯
温泉情報
所在地

北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉

岩尾別温泉
北海道地図
座標 北緯44度6分35.9秒 東経145度5分22秒 / 北緯44.109972度 東経145.08944度 / 44.109972; 145.08944座標: 北緯44度6分35.9秒 東経145度5分22秒 / 北緯44.109972度 東経145.08944度 / 44.109972; 145.08944
交通 JR北海道釧網本線知床斜里駅よりバスで約1時間15分
泉質 ナトリウム・カルシウム - 塩化物・炭酸水素塩泉
泉温(摂氏 62.4[1]
湧出量 毎分150ℓ[2]
pH 7.1[1]
液性の分類 中性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 1
外部リンク 岩尾別温泉ホテル地の涯
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岩尾別温泉(いわおべつおんせん)は、北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉にある温泉知床国立公園内に位置する。

泉質

温泉地

一軒宿の「ホテル地の涯」が存在する。ホテル地の涯には男女別の内湯と混浴露天風呂があり外来入浴もできる[1]。また、素泊まりのみの山小屋である「木下小屋」も存在し、羅臼岳・知床連山への登山基地にもなっている。

ホテル近くの野外には無料で利用できる混浴露天風呂「三段の湯」「滝見の湯」が存在する[1]

冬季(例年11月下旬 - 4月下旬)はアクセス道路である道道93号が閉鎖されるため、温泉地も冬季は休業する。

「ホテル地の涯」は1996年平成8年)まで日本秘湯を守る会に属していたが、現在は加盟していない。

歴史

  • 古くからアイヌの人々には知られていた。
  • 大正年間に形ばかりの旅館ができる。
  • 昭和のはじめに羅臼岳の登山客を受け入れる木下小屋が開業。
  • 1963年昭和38年) - ホテル「地の涯」が開業。
  • 1964年(昭和39年) - 三笠宮崇仁が羅臼岳登山の足がかりとして「地の涯」に宿泊。知名度が上がり、観光客が飛躍的に増加した。
  • 1981年(昭和56年) - 土石流災害により宿泊客が孤立、自衛隊による救出が行われた。
  • ホテル地の涯は2017年(平成29年)から一時閉館していたが2018年(平成30年)6月に再開した[3]

アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 温泉”. ホテル地の涯. 2020年12月6日閲覧。
  2. ^ 『北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯(新版)』、p.240
  3. ^ 【北海道】まさに地の涯 知床世界自然遺産の区域内にある秘境の宿が奇跡的に復活OPEN!ホテル地の涯”. おんせんニュース. WHyKNOT (2018年10月17日). 2020年12月6日閲覧。
  4. ^ a b アクセス”. ホテル地の涯. 2020年12月6日閲覧。

参考文献

『北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯(新版)』亜瑠西社(2010)

関連項目

外部リンク





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