岡山大学とESD・SDGs
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 00:24 UTC 版)
「岡山大学」の記事における「岡山大学とESD・SDGs」の解説
大学の活動として、国連の「持続可能な開発のための教育 (Education for Sustainable Development; ESD)」と「持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals; SDGs)」を中心に置いている。 持続可能な開発のための教育 (Education for Sustainable Development; ESD) 国連教育科学文化機関(ユネスコ)などが中心となって実施している「持続可能な開発のための教育 (ESD)」において、2005年に岡山地域がESD推進の地域拠点 (RCE) となり、2007年には岡山大学がユネスコチェアに認定されている。2014年には「ESDに関するユネスコ世界会議」を岡山市等で開催、2016年9月に「ユネスコ/日本ESD賞」を受賞している。また、岡山市は2017年1月に「ユネスコ学習都市賞2017」を受賞するなど、岡山はわが国を代表するESDの実践の場となっており、その中で岡山大学は中心的な活動を実践してきている。 持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals; SDGs) 第14代学長である槇野博文学長の「槇野ビジョン」を基とする点と前述の長年に渡り取り組んできたESD活動を通じて、SDGsとの親和性や重要性、大学として「高度実践人」を育成する観点などから大学の中心にSDGsを置いている。 SDGsに関する岡山大学の行動指針 人類共通の今日的課題であるSDGsへ貢献することは、岡山大学の理念である「高度な知の創成と的確な知の継承」のもと、岡山大学の目的である「人類社会の持続的進化のための新たなパラダイム構築」に資するものである。 ユネスコチェアを持ちESDを推進してきた岡山大学には、岡山地域や国際社会と一体となってSDGsを推進していく素地と責任がある。 SDGsを社会との共通言語として教育研究並びに社会貢献活動を行っていく。 SDGsの達成に貢献することで、課題解決力に秀でた人材を育成する。
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