展示と活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 05:19 UTC 版)
近世から近現代における文学資料を幅広く収集し、漢籍国書から幡谷東吾旧蔵の俳書コレクションや書誌学者青山毅の現代文学コレクション。旧中道町から寄託された山崎方代旧蔵資料や山本周五郎コレクション、明治から現代までの個人全集、文学雑誌や同人誌等に至るまで幅広く収集。複製資料の作成も行う。収集資料の調査研究は冊子『資料と研究』において発表されている。また、県民の生涯学習支援として公開文学講座や講演会など教育普及活動を行う。 常設展示は芥川竜之介と飯田蛇笏の二大展示を中心に、「山梨ゆかりの作家と作品」では樋口一葉、中村星湖、前田晁、深沢七郎、山本周五郎、木々高太郎、井伏鱒二、小尾十三、太宰治、田中冬二、山崎方代、三井甲之、伊藤左千夫、秋山秋紅蓼、徳永寿美子、村岡花子ら県内出身の文学者やゆかりの文学者に関する資料を幅広く展示。「甲斐の歌」「甲州の近世文学」では古代の和歌や松尾芭蕉や山口素堂ら甲州俳諧に関する近世文学を、「山梨の近代文学」では近代移行の詩、短歌、俳句、川柳、漢詩、童謡、文学雑誌や同人誌まで近代山梨の文学史に関する資料を展示。企画展は年1~2回程度開催。企画展の間には新収蔵資料や特定テーマに関する特別展示(常設展特別企画)を実施する。
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