小千谷縮・越後上布
名称: | 小千谷縮・越後上布 |
ふりがな: | おぢやちぢみ・えちごじょうふ |
芸能工芸区分: | 工芸技術 |
種別: | 染織 |
認定区分: | 保持団体認定 |
指定年月日: | 1955.05.12(昭和30.05.12) |
解除年月日: | |
指定要件: | 一 すべて苧麻を手うみした糸を使用すること。 二 絣模様を付ける場合は、手くびりによること。 三 いざり機で織ること。 四 しぼとりをする場合は、湯もみ、足ぶみによること。 五 さらしは、雪ざらしによること。 |
備考: | 昭和30.5.12 指定・認定 (「越後縮」保持者(代表者)ほか5名)、 昭和35.4.19 指定名称変更(「小千谷縮・越後上布」)、指定要件変更 昭和51.4.30 認定解除(保持者(代表者)ほか4名)(※法改正による) 昭和51.4.30 認定(保持団体・越後上布・小千谷縮布技術保存協会)(※法改正による) |
解説文: | 新潟県の越後地方は古来上質の麻織物を産し、中世には京都・大阪方面へ相当量の移出があったと思われ、江戸時代に至って幕府への上納も行なわれた。この時代以降原料の苧麻【ちよま】は会津地方に産する良質のものを使用し、またそれまでの平織【ひらおり】に工夫を加えた縮【ちぢみ】も作られるようになり、生地を薄く軽くつくる技術の向上がみられる。これには越後地方の雪と湿度が大きな生産条件であった。 これらの技術は、雪国としてのこの地方文化の特質を有するとともに、このように原料から加工技術の全般にわたって純粋に古法を伝えているものはまれであり、貴重な存在である。 |
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