容疑者および重要参考人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 19:52 UTC 版)
「ロングアイランドの連続殺人鬼」の記事における「容疑者および重要参考人」の解説
ジェームズ・バーク 2016年12月15日、ギルバートの家族の弁護士は、元サフォーク郡警察署長のジェームズ・バークに疑いがあると告発している。彼と関係した売春婦が彼がロングアイランドの殺人事件に関係していると主張しているからである。バークは警察署長を辞任後、2016年11月、暴行などで起訴され有罪になっている。ギルバートの弁護士は12月、ある売春婦がバークと「荒々しいセックス」をしたと証言したと述べた。バークは警察署長として在任中に事件のFBI調査を阻止したとも報道されている。 ジョン・ビトロールフ 2017年9月12日、サフォーク郡検察官のロバート・ビアンカヴィラは、サフォーク郡に住む ジョン・ビトロールフ(英語版)が、発見された少なくとも1人の殺害の容疑者であると述べた。 ビトロールフの既知の殺人事件との間に類似点があるという 。 ビトロールフは2017年5月に有罪判決を受けており、9月に各殺人事件について25年の連続した刑を宣告されている。サフォーク郡警察は、捜査中のため、検察官の発言についてコメントしていない。ビトロールフの弁護士は検察官の主張を否定した。 既婚であるビトロールフは大工の仕事をしており、一部の犠牲者が発見された場所に近いマナービルに住んでいた。 ビアンカヴィラによると、狩猟者でもあったビトロールフは動物の殺害を楽しんでいたとされている。 ビトロールフの既知の犠牲者の娘は、ギルゴ・ビーチの犠牲者の一人と「親友」であったと報道されている。 その犠牲者の母親は、娘の死の前に「彼女はマナービルにたくさんの電話をかけていた」語った。 ジョセフ・ブリューワー オークビーチ在住のジョセフ・ブリューワーは、生きているシャノン・ギルバートを最後に見た者とされている。ギルバートが失踪する日の夜、彼はクレイグスリストの広告を見て彼女を呼び出した。ブリューワーは、ギルバートが彼の住居に着くなり突然取り乱して逃げたと話している。その後、ギルバートはオークビーチを通り抜け、ブリューワーの近所の家のドアを叩いていて家人と会話している。この頃、ギルバートは911に電話し、「彼らは彼女を殺そうとしている」などと言ったという。しかし、警察はブリューワーの不正行為の証拠を見つけることはなく、早々に容疑者から外れた 。 ピーター・ハケット博士 ギルバートが行方不明となった2日後、オークビーチの住人でブリューワー氏の隣人であるピーター・ハケット博士がギルバートの母親のマリ・ギルバートに電話をかけている。そして彼女に、彼がギルバートの世話をしていたと話したという。その3日後、彼は再び母親に電話し、自分は連絡もとってないし母親にも電話していないと否定した。しかし警察は後で電話記録を通してハケットが二度電話していたことを確認している。ギルバートの遺体が発見された湿地帯もハケットの裏庭の近くである。ギルバートの家族は2012年11月にハケットに対して不法死亡訴訟を起こし、その日の朝にギルバートを自宅に連れて行き、彼女に薬物を投与し、彼女の死を促進したと主張した。後に警察は、ハケットが警察捜査にわざわざ首を突っ込んできたり、自分の役割を誇張したりした過去があることを明らかにした。 その後の警察の捜査で、ハケットの妻と2人の子供がギルバートの失踪の夜に一緒に家にいたことが判明し、ハケットはギルバートと他の犠牲者の事件の容疑者から除外された。
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