宍粟市発着路線
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宍粟市と市外を結ぶ一般路線と、宍粟市内だけで完結する路線(市外連絡路線・市内完結路線)に大別される。 2015年11月2日から宍粟市の公共交通が大規模に再編され、交通空白地域の解消を目的として市内完結路線の運行が開始された一方、それまで宍粟市内のみを運行していた路線バスと従前から運行していたコミュニティバスが統合され、市外連絡路線と位置付けられた。市内完結路線と市外連絡路線は総称して「しーたんバス」と名付けられ、原則として1乗車200円均一となった。これに伴いそれまで市外連絡路線で利用可能だったICカード乗車券は利用できなくなったが、市外連絡路線で運行する車両は一般路線と共用のため、ICカード対応機器を使用停止扱いとして運行している。 指定されたバス停で他のしーたんバス路線へ乗継ぐ時は、降りる時に運転者に申し出て乗継券を受け取り、2時間以内に乗継ぐ必要がある。 以下の路線は宍粟市と市外を結ぶ路線で、一般路線として運行される。 宍粟市 - たつの市 - 太子町 - 姫路市 山崎 - 香島橋 - 北龍野 - 龍野 - 川原町(スクールバス。平日のみ運行) 50 (加生山崎高校前 - )山崎 - 香島橋 - 新宮東口 - 新宮駅 - 新宮東口 - 北龍野 - 龍野 - 鵤(いかるが) - JR網干駅 - 山電網干 - 網干港 - ダイセル前 55 山崎 - 香島橋 - 新宮東口 - 新宮駅 - 新宮東口 - 東觜崎公民館前 - 龍野中央病院前 - 龍野 - 鵤 - JR網干駅 - ツカザキ病院 - 山電網干 - 網干港 - ダイセル前(平日のみ運行) 市外連絡路線 70 (加生山崎高校前 - )山崎 - 東市場 - 一宮市民局前 - 曲里(まがり) - 皆木 - 原 - 道谷 - 戸倉かつては姫路駅から山崎を経由して戸倉までを結ぶ長距離路線だったが、その後山崎で路線が分断され、さらに2008年4月に原 - 戸倉間が波賀町ミニバス(波賀市民局運行、料金無料)に代替された。 2015年11月2日のダイヤ改正で波賀町ミニバスを吸収のうえ原 - 戸倉間が再び延伸され、同区間のバスの運転が復活したが、その後情勢変化に伴って市内完結路線と併用での運行に変更され、同区間は平日は上りのみ片道1本、休日は1往復のみの運行となっている。 60・61 (加生山崎高校前 - )山崎 - 東市場 - 曲里 - 福知 - 三方 - (まほろばの湯) - 横山 - 倉床横山 - 倉床間は平日のみの運行である。また、下り便は倉床を基準としてダイヤが組まれているため、山崎方面からその日のうちにバスで倉床まで往復することはできない。 75 (加生山崎高校前 - )山崎 - 東市場 - 曲里 - 皆木 - 斉木 - 千種市民局前 - エーガイヤちくさ皆木 - エーガイヤちくさ間はコミュニティバス「はちはちバス」(ウエスト神姫運行、土休日運休)で運行されていたが、2015年11月2日のダイヤ改正で皆木 - 山崎間が延伸され、毎日運行に改められた。 80 山崎 - 加生山崎高校前 - 葛根 - 土万 - 下三河 - 船越 - 名目津輪 - エーガイヤちくさ - 千種市民局前 - 千種 - 西河内途中の下三河 - 名目津輪間のバス停は佐用町内に所在するため、この区間をまたがって乗車する場合および宍粟市内とこの区間内の相互乗車の場合は1乗車300円となる。このため、旧千種町中心部と山崎の間を乗車する場合は曲里経由のほうが所要時間が長いが運賃は安くなる。 2018年6月22日から日本郵便と提携の上で、播磨山崎郵便局 - 千種郵便局間の郵便物を路線バスに積載する貨客混載バスの運行を開始した。貨客混載バスの運行は近畿地方初、郵便物を路線バスに積載するポストバス形態での運行は日本初となる。 市内完結路線 全25路線があり、いずれもワゴン車を使用して週1~5日運転されている。なお、蔦沢線・大谷線についてはウエスト神姫ではなく市内の篠陽タクシーが担当している。
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