宇治の文化的景観とは? わかりやすく解説

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宇治の文化的景観

名称: 宇治の文化的景観
ふりがな うじのぶんかてきけいかん
種別 重要文化的景観
都道府県 京都府
市区町村 宇治市
管理団体
選定年月日 2009.02.12(平成21.02.12)
選定基準 選複
追加選定年月日
解説文: 「宇治の文化的景観」は、宇治川代表される自然景観骨格しながら重層的発展した市街地その周辺点在する茶園によって構成される茶業に関する独特の文化的景観である。
宇治京都市の南に接し古くから渡河点として、また奈良京都を結ぶ街道結節点として重要な機能果たしてきた。特に宇治川左岸発展した市街地は、格子状基本とする構成平等院の旧園路沿って展開する密集した居住形態特徴とする。発掘調査等によって確認される当時地割は、平安時代藤原氏別業配置するために行った古代末の計画性街区様相留め、これらが現在の街配置等に影響与えることによって、宇治における歴史的な中心市街地景観反映されていると考えられる
また、宇治安土・桃山時代から近世通じた茶文化発展において特に中心的な役割果たした近世には、茶師屋敷茶園など、宇治茶関連する様々な要素建造され明治期には茶師系譜を引く茶商をはじめ、卸や小売店舗とともに手工業的な製茶工場建ち並んだ。これらの建物のうち数棟は、現在も宇治市内に残る。



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