小鹿田焼の里とは? わかりやすく解説

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小鹿田焼の里

名称: 小鹿田焼の里
ふりがな おんたやきのさと
種別 重要文化的景観
都道府県 大分県
市区町村 日田市
管理団体
選定年月日 2008.03.28(平成20.03.28)
選定基準 選複
追加選定年月日
解説文: 日田市最北端大分県福岡県との県境位置する小鹿皿山・池ノ地区は、北に英彦山控え耶馬日田英彦山国定公園南西部占め地域である。日田市北部を南流する小野川源流一つである大浦川及び五色谷川形成した狭隘谷地において両地区形成され水・土・木といった地域資源巧みに利用した生活・生業営まれてきた。皿山地区では、当地採取される陶土利用した小鹿田焼生産が行われる。「唐臼」と呼ばれる陶土粉砕する施設河川水力及びアカマツなどの木材活用したものであり、窯焼き燃料には周辺産出される材が用いられる。池ノ地区では、急峻な斜面地に当地分布するプロピライト変朽安山岩)を利用した石積み棚田形成され、「除け」と呼ばれる独特の水利システムによって営農継続されているほか、シイタケ生産材を活用した薪炭材生産が行われる。「小鹿田焼の里」は、英彦山系を源とする大浦川及び五色谷川によって形成され狭隘谷間営まれる水・土・木等の資源活かした窯業農業といった生業が、当地における生活の在り方を示す重要な文化的景観である。



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