宇宙帝王 ヌアザ星人イシリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 22:55 UTC 版)
「ウルトラマンダイナの登場怪獣」の記事における「宇宙帝王 ヌアザ星人イシリス」の解説
第14話「月に眠る覇王」に登場。 12億年前に爆発したヌアザ星の王。自らを「あまねく星々の頂点に立つ宇宙の王」と称する。月の裏側の古代遺跡(王家の谷)の棺に埋葬されてミイラ化していたが、魂はまだ生きており、超能力と意識を有していた。調査のために遺跡に赴き亡骸が収められた石櫃を開けたカリヤにその魂が憑依して地球に来襲するが、カリヤに同行していた調査クルーに憑依したかつてイシリスを封印した戦士たちの魂の妨害によって正体が露見し離脱。TPCの施設を利用して古代遺跡にある重力発生装置を復活させて重くさせた月の地球落下を目論み、玄室にあったヌアザ神の巨大神像に宿って復活を果たす。遺跡破壊のために出動したα号とγ号を一蹴し、ダイナと交戦する。人間の精神を操る超能力があり、これで貨物検査による検問を突破する。また、飛行能力も持つ。本体のミイラの心臓に魔剣を突き刺さないと倒せず、両手の掌から放つ赤色破壊光弾などでダイナを圧倒する。最期は弱点を付かれてカリヤの手で本体の心臓に魔剣を突き刺され、弱体化したところにダイナのストロングパンチが直撃して敗れる。同時に古代遺跡(王家の谷)もイシリスの死と共に大爆発を起こし、消滅する。 第46話では、黒い宇宙植物の作り出した謎の怪獣軍団として登場している。 スーツアクター:三宅敏夫 石棺の中に本体がいるという設定は、『ウルトラセブン』のワイアール星人から着想している。 デザインは丸山浩による。
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