宇宙帝王 バド星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:20 UTC 版)
「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事における「宇宙帝王 バド星人」の解説
第19話「プロジェクト・ブルー」に登場。 自称「宇宙の帝王」。ミヤベ博士が設計した防御バリヤー「プロジェクト・ブルー」により仲間の円盤が地球に侵入できないため、ミヤベ博士から設計図を奪おうとする。自分たち以外の知的生物の存在を許さず、地球がまだ火の玉だったころに冥王星の知的生物を滅ぼしたと語る。武器として光線銃やメリケンサックなどを使う。一度は降参するふりをして油断したセブンに襲いかかるなど卑怯な戦術を使う一方、かなり身軽で格闘にも優れているが、最後は投げ飛ばされて岩に頭を打ちつけ、吐血して絶命する。 劇中では3体のバド星人が姿を見せているが、そのうち2体はミヤベ博士の救出に駆けつけたウルトラ警備隊のウルトラガンで倒されている。 声の出演:槐柳二 スーツアクター:中村晴吉、沖田幸勝(トランポリン) デザインは成田亨によるもので、「アメリカのSF作品の影響を受けてしまった」と述べている。 戦闘シーンは当時のプロレス人気の影響であったとされる。 台本では、複数のバド星人が合体して巨大化すると書いてあった。 他の作品への登場映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている。 『ウルトラゾーン』第2話のアイキャッチでは、パンをくわえてダッシュし、角で女子学生と衝突しそうになるシーンが描かれた。 漫画『ULTRAMAN』では、異星人たちによる秘密結社「暗黒の星」の構成員として複数の個体が登場する。
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