宇宙インターネットと肉体コンピューター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 13:57 UTC 版)
「デイビッド・アイク」の記事における「宇宙インターネットと肉体コンピューター」の解説
アイクの神秘体験によれば、存在するもの全ては1つの無限なる「根源意識」である。そして人間が日常的に経験している五感の世界は、同じ事を延々と反復するだけの時間の環(タイム・リープ)であり、アイクはこの世界を「宇宙インターネット」と呼んでいる。マヤ文明における時間の概念やヒンドゥー教におけるユガの概念などにある通り、「宇宙インターネット」は永遠に循環し続けるサイクルである。「宇宙インターネット」は情報の束から成る仮想現実であり、人間の肉体や脳は、人間(根源意識)が「宇宙インターネット」にログインするためのインターフェイスである。人間の身体には経絡と呼ばれるエネルギーの通路が存在するが、これはコンピューターの電子回路基板に瓜二つである。こうした理由から、アイクは人間の身体システムを「人間コンピューター」と呼んでいる。世界中のコンピューターがインターネットにログインするように、「人間コンピューター」は「宇宙インターネット」と呼ばれる同一の仮想現実にログインしている。 人間は、根源意識との接続を失ったため、現在の「人格」を自分自身だと錯覚するという罠に陥っている。しかし人間の「人格」は、遺伝子情報や環境的条件付け、脳内物質や体内に摂取した化学物質などの「肉体の性質」に深く結びついているため、相対的なものであり「真実の私」ではない。人間の性別ですら、人為的に起こした化学反応の変化や遺伝子操作で変化されうるため、本来、「私」が男性や女性であることはあり得ない。人間が「自分自身」だと思っている人格は、実際は人間コンピューター(肉体)にプログラムされた情報に過ぎないものである。 そして「物質」は本来、情報の束に過ぎないものであるが、「人間コンピューター」がこの情報をホログラムとして解読するため、人間には三次元的に固定され知覚されてしまう。こうした物質界、つまり「宇宙インターネット」は、根源意識が具体的な体験をする場として善意から創造された世界であるが、爬虫類人によって不正侵入(ハック)されている。爬虫類人の狙いは、人間を五感の世界に集中させ続けることで、人間のオーラを閉鎖させ、本来は存在しない「時間の環」のエネルギーの世界に、人間の意識を閉じ込めることにある。
※この「宇宙インターネットと肉体コンピューター」の解説は、「デイビッド・アイク」の解説の一部です。
「宇宙インターネットと肉体コンピューター」を含む「デイビッド・アイク」の記事については、「デイビッド・アイク」の概要を参照ください。
- 宇宙インターネットと肉体コンピューターのページへのリンク