宇宙カコ編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 03:35 UTC 版)
第50話 - 第52話。仕事が入らず、ラナは家族のために工場の臨時雇いに就いていた。その帰り、労働者へスープを無料奉仕している団体に出くわしたラナはスープを喜んで飲む。だが、スープを飲んだ人達は異様な幸福感に包まれ、朦朧とした状態でどこかへ連れ去られてしまう。いなくなったラナを探して途方に暮れていたトッピー達の元に、ラナと同様に父が集団蒸発したミーナという少女が、父を探してほしいと依頼に来る。ミーナは父から自分を探さないでという宇宙電子メールを受け取っていたが、トッピー達はこれは発信源を特定させて居場所を知らせるためのものではないか、ラナも同じ場所にいるのでは、と推察する。トッピー達はなんとか費用を工面し、サジタリウス号でメールの発信源へ向かうが、発信源付近で怪しげな小惑星に引き寄せられ不時着してしまう。そこでは、女王パラノアが、栽培が禁止されている麻薬植物「宇宙カコ」で作ったスープを飲ませて中毒状態にした労働者を、マインドコントロールして死ぬまで宇宙カコ農場で働かせる「楽園」を作っており、パラノアの正体は麻薬を密売する死の商人だった。トッピーとシビップもスープを飲み中毒状態になってしまうが、ただ一人スープを飲まなかったジラフは、ミーナの父に助けられる。
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