妹喫茶「Dear」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 17:41 UTC 版)
「ダメっ妹喫茶♥でぃあ」の記事における「妹喫茶「Dear」」の解説
丸井京介が経営するコスプレ系飲食店。店員は来客の「妹」という設定で「お兄ちゃん」と呼び掛ける。主要メンバーはいおり・愛・紫音・千景の4名だが、この4名以外の店員も働いている。 黒澤 いおり(くろさわ いおり) 2月29日生まれのO型。高校1年生。生まれついての超ネガティブ思考で、学校でも数ヶ月に一度しかクラスメイトと話せないほど重度の対人恐怖症。それを克服する為にウェイトレスとして働いているが、改善の兆しはあまり見られない。しかし、幼少の頃から一人遊びに興じていた為か超人的な集中力と記憶力を身に付けており、射撃ではその能力を最大限に発揮する。母親はいおりがバイト仲間と仲良くしているのを素直に喜んでいるのに対して、いおりに輪を掛けて引っ込み思案な性格の父親はいおりがバイト仲間に騙されているのではないかと疑心暗鬼に陥っている。 小暮 愛(こぐれ まな) 12月6日生まれのA型。高校1年生。妹が1人いる。気が強く、時には自分の失敗を棚上げしてお兄ちゃん相手でも構わず逆ギレすることもあり、いおりの鈍臭さとマイナス思考全開な態度にいつも苛立っている。その一方で、ビキニを普通に着られないほどのお子ちゃま体型がコンプレックス。ツンデレと思われがちだが、デレを発動することは滅多に無く愛のデレ状態を見た者は稀少とされている。学校でのあだ名は「閣下」。 田口 里奈(たぐち りな) 4月2日生まれのAB型。愛と同じ高校の2年生。右目の眼帯と黒のカーディガンが特徴の中二病娘。本人は、本当の名前は紫音(シオン)で魔界の闇組織ブラッディ・シャドウズの手から世界を救う為に下界へ降り立ったと主張している。年下ながら職歴の長いいおりに先輩として尊敬の念を抱いており、周囲から「いおり好き過ぎ」とからかわれることもある反面、愛とは上手く行っておらず時には客を巻き込んでの大喧嘩をすることも。両親はブラッディ・シャドウズに惨殺されたと主張しているが、実際の両親は2人とも健在で公務員として働いている。 ガンガンノベルズ刊行のアンソロジー「中二病でGO!!」では、紫音が主人公の番外編が掲載された。 結城 千景(ゆうき ちかげ) 6妹め。(JOKER版第6話)より加入。4月1日生まれのB型、西高校1年生。3男1女の末っ子で、4人の店員の中では1人だけ家族構成上も「妹」である。いおりと対照的に、ハイテンションで常に明るく前向きな所が長所のボクっ娘。「自己紹介し合ったら友達」をモットーとする。学校の成績は芳しくなく、特に記憶力は破滅的だが人の顔と名前だけはしっかり覚えている。 丸井 京介(まるい きょうすけ) 店長。3月6日生まれのO型。27歳。ダメな店員達に翻弄されている苦労人。対人恐怖症のいおりをいつも気遣っている。本名はONLINE版の第1話冒頭で名乗っているがほとんどの場面で「店長」と呼ばれており、本名を呼ぶのは千景ぐらいである。 妹喫茶を開業した理由は日頃から姉にいびられていることと女装趣味かつブラコンの弟に嫌気が差しての現実逃避であったことが、連載終了後に単行本第2巻のカバー中裏面で明らかにされた。
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