失踪と死去
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 23:26 UTC 版)
「メイヴ・ケネディ・マッキーン」の記事における「失踪と死去」の解説
2020年4月2日、マッキーンと8歳の息子のギデオン・ジョセフ・ケネディ・マッキーン(Gideon Joseph Kennedy McKean)はメリーランド州シェイディ・サイド(英語版)にある彼女の母親の住居を訪れていた際にカヌーで出かけたきり行方不明となった。 マッキーン家はCOVID-19パンデミックから逃れるためにメリーランド州に移っていた。メリーランド州自然資源警察の報告によると、2人は海に落ちたボールを拾うためにカヌーを出していた。2人は強風にあおられてチェサピーク湾に押し流されていた。アナランデル郡の消防当局はコロンビア・ビーチの桟橋近くで小さなカヌーに乗る女性と子供(おそらくマッキーン母子)を目撃したという男性からその日の午後4時30分に緊急電話を受けた。 母子はアナポリスの南10マイル、ヘーリング湾(英語版)近くで最後に目撃された。クイーンアンズ郡警察、アナランデル郡警察(英語版)、メリーランド州警察(英語版)、メリーランド州自然資源局(英語版)、アメリカ沿岸警備隊がボートとヘリコプターでチェサピークを捜索した。自然資源警察は2020年4月3日の午後7時頃にディール(英語版)のロックホールド・クリーク近くで転覆しているカヌーを発見したことを発表した。午後7時30分、メリーランド州当局は暗闇を理由に捜索を中止した。4月3日時点で母子は死亡しているものであると推定されていた。4月4日、メリーランド州警察によって捜索が再開された。 マッキーン母子の悲劇は一族に降りかかった一連の死、事故、災難を表す「ケネディ家の呪い」の一部として言及されている。メイヴ・マッキーンの遺体は2020年4月6日、息子ギデオンの遺体は2日後の4月8日に回収された。2020年4月8日、監察医はマッキーン親子はチェサピーク湾の乱流と冷水のために溺死したものであると報告した。 コロナウィルスが流行中であったために公葬は行われたなかった。Zoomを使ったオンライン追悼式は『A Gathering of Love and Thanksgiving for Maeve and Gideon』と題されて2020年4月11日にケネディ家によって主催され、3000人以上が参加した。オンライン追悼式ではメリッサ・エスリッジ(英語版)、ナターシャ・ベディングフィールド、ケニー・チェズニーがパフォーマンスを披露した。
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