天竜川下り転覆事故とは? わかりやすく解説

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天竜川下り転覆事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 13:02 UTC 版)

八幡市立男山第三中学校」の記事における「天竜川下り転覆事故」の解説

2003年5月23日長野県飯田市時又天竜川で、修学旅行来ていた男山第三中学校3年生25人と引率の教師2人船頭2人の計29人が乗った観光船川下り船)が転覆した29全員救助され生徒1人頭部打撲の軽いけがをし、船頭1人肋骨折れ重傷負った事故天竜の上流約300m付近水深2~4m川幅約25m)で起きた修学旅行中の3年生226人が9隻の船に分かれて弁天港を出発し下流にある終点時又港に向かったが、このうち2隻目に出発した船が転覆した転覆した2隻目は水深浅く流れ急な天竜川とイタチガ沢の合流する付近で岩にぶつかり船底から浸水全員船外投げ出された。その後自力で岸まで泳ぎ着いたり、後続の船やたまたま居合わせたボート乗った人に助け出されたりして、全員救助された。転覆後、約500m流され生徒もいたという。問題の岩は左岸から約4m水中先端を数センチのぞかせた状態であり、船は船首部分からやや斜めに岩へ乗り上げた結果中央部に穴が開き浸水しながら転覆沈没した考えられている。 船は全長12m、幅2m深さ60cm、30人乗り向かい合わせ乗る形で、運営会社の「天竜舟下り」によると、背中部分にスポンジタイプの救命具備え付けていたが、救命胴衣装着していなかった。事故当時増水していたわけではなく天候も特に荒れていなかったため、船頭操縦ミス可能性が高いという。 天竜川下りでは、1987年5月にも観光船水面出ていた丸太ぶつかり転覆する事故起こしていた(2人死亡)。今回事故受けて同社2003年6月従来のスポンジタイプの救命具設置加えて大人を含む乗客全員ライフジャケット着用義務化した。

※この「天竜川下り転覆事故」の解説は、「八幡市立男山第三中学校」の解説の一部です。
「天竜川下り転覆事故」を含む「八幡市立男山第三中学校」の記事については、「八幡市立男山第三中学校」の概要を参照ください。

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