天空の神殿の神々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/26 20:12 UTC 版)
デンダーラ(Dendara) イェルムの后。ダラハッパの貴婦人の規範。イェルムを君主・主人としてかしづき仕える。第三版の最初期には大地母神として紹介されたが、後に天空神に修正された。オーランス神話では先にイェルムの先妻であったアーナールダがオーランスに奪われた後の後添えとして描かれるが、イェルム神話ではイェルム死後自らも後を追い、地界でイェルムを慰め続けた誠実さゆえに正妻として迎えられたことになっている。姉にゴゴーマという怪物神を持つことでも知られる。 イェルマリオ(Yelmalio) イェルムの息子。陽の天蓋(日が落ちた後しばらく残る空の明かり)の神。イェルムが死んだ後良く地表世界を守ったが、ある時、オーランスとの戦いに敗れたところを暗黒神の一柱ゾラーク・ゾラーンに奇襲されて熱の力を奪われ、父譲りの炎の力をほとんど失ってしまった。このため、ゾラーク・ゾラーンを不倶戴天の敵とし、その最大の原因を作ったオーランスとも仲が悪い。 黄金弓(Golden Bow) イェルムの息子。大暗黒期に地表を流離い、人類に戦の技を教えた。遊牧民に信仰されている。 ハイアロール(Hyalor) イェルムの血を引きし末裔で、有名な馬の乗り手。 ロウドリル(Lodril) イェルムの兄弟。火山の神。一部サプリメントで農夫の神として紹介されたが耕作に利用されるような神性呪文は提供していない。 ロカーノウス(Lokarnos) イェルムの黄金の馬車を操る御者。転じて馬車と交易の神。金輪貨(wheel:ホイール)というグローランサ最古の金貨の鋳造者としても知られる。 イェローナ(Yelorna) イェルムと大地の女神アーナールダ(Ernalda)との間にできた娘。神々の戦いの中で、暗黒神たちと戦い「星の運び手」(Starbringer)の呼び名を得た「闇の中の光」の女神。ユニコーンに乗る乙女たちの間で細々と信仰されている。それ故にカルトは女性、かつ乙女のみで構成されているがユニコーン自体に認められなければならないため、その成り手も少ない。カルト自体は比較的協調性があり、個人単位ではフマクト信者とも手を組む者もいる。
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