大道塾という団体とは? わかりやすく解説

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大道塾という団体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:34 UTC 版)

空道」の記事における「大道塾という団体」の解説

大道塾1981年2月17日東孝によって、宮城県仙台市発足した極真空手系(フルコンタクト空手)の空手道団体である。それまで極真空手実践していた東が大道塾立ち上げた理由としては、「伝統派錬武会の上突き食らって少し鼻が曲がったから」、「喧嘩では襟掴んで頭突き得意だったから」などの理由自身著書、「はみだし空手」の中で述べているが、顔面無しフルコンタクトルール限界感じたことが大きな理由であると言われている。 発足後1980年代後半から1990年代初頭にかけて、K-1やU系団体と共に日本における格闘技ブーム興隆一翼担った当時格闘技業界では数少ない総合格闘技団体であり、UFC 2にも市原海樹派遣している。なおこれが日本人として初めてのUFC参戦であり、当時の他の団体UFCへの挑戦二の足を踏んでいた。決し本意ではなかったとは言え、グローブルール等にも選手派遣し、自らグローブルール中心興行であるTHE WARS開催しキックボクシングトップ選手大道塾所属選手互角に戦うなど実力見せメディアで大道塾エース存在だった長田賢一正道会館佐竹雅昭の夢の対決待ち望む声も大きく大道塾所属選手格闘技雑誌表紙何度も飾るなど、当時格闘技界では正道会館並んで時代先端を行く存在であったその後1990年代中盤頃から正道会館等とは正反対にプロ興行などから距離を置き、設立当時から大道塾目指していた、「実戦性と安全性」の追求という本来の進路に戻ると言う方針をとったことにより他流試合の数は減少メディア登場する機会減少し失速したとも言われることもある。 しかし、興行主体のプロ格闘技対すアンチテーゼともいうべき方向性は、2001年大道塾初の世界大会成功させ、空道という新たな武道発足させたことで、1990年代中盤からの大道塾進路間違っていなかったことの証明となった。そして、文部科学省後援を得るなど、社会体育団体としての活動目指す点では異色格闘団体とも言える

※この「大道塾という団体」の解説は、「空道」の解説の一部です。
「大道塾という団体」を含む「空道」の記事については、「空道」の概要を参照ください。

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