大河ドラマ関連
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1993年の『炎立つ 第二部』の主演である藤原清衡役を演じた。この役について後に振り返り、「故郷・岩手の最大の偉人であり英雄である藤原清衡を演じられたことは僕にとって格別の役だった」と語った。 1996年の『秀吉』では明智光秀を悲劇的な人物として演じた。撮影前に村上の明智光秀役のオファーを知ったNHKの別番組のディレクターから「光秀と言えば逆賊だ。お前はやるべき役じゃない」と言われた。しかし、後日「秀吉」のディレクターやプロデューサーから「今回の光秀は逆賊のイメージを払拭したい。これは本作のテーマでもある。だからこそ村上さんにやってほしい」と言われて出演を決めた。これまで村上はヒーロー役や強い役が多かった村上は、「『秀吉』で悲壮感漂う光秀役を演じられたことは役者としていい経験ができたと思っています」と語った。 また、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}時代考証を担当した小和田哲男の「明智光秀はこれまでの時代劇では悪役が多かったが、歴史的に見れば悪役とはいいがたい面もある。明智役は若くて爽やかで清潔感のある人を」という言葉により配役され、小和田もその演技に「満足した」と語っている。[要出典]村上が演じていた時期に、光秀の居城である丹波亀山城や首塚(亀岡市宮前町の谷性寺)のあった京都府亀岡市を訪れる観光客が増加したことを、京都新聞が報道した[要文献特定詳細情報]。 1999年『元禄繚乱』では徳川綱吉の下で権勢を振るう柳沢吉保を演じた。本作の共演者にして1975年の大河ドラマ『元禄太平記』で同役を演じた石坂浩二から、「今度の吉保役は(役者にとって)いい役だね。僕が演じた時より面白い役柄になっている」と言われ、演じる上でのモチベーションがさらに上がったという。 2013年の『八重の桜』では松平春嶽を演じ、同作が東日本大震災からの復興のために作られる側面を持つことから、出演を決めたとのことである。[要出典]
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