大地の星【ダイチノホシ】(食用作物)
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登録番号 | 第13876号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 大地の星 よみ:ダイチノホシ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 沼尾吉則、木内均、前川利彦、木下雅文、相川宗嚴、吉村徹、平山裕治、菊地治己、田中一生、丹野久、佐藤毅、新橋登、田縁勝洋、佐々木一男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「空育151号」に「上育418号」(後の「ほしのゆめ」)を交配して育成された固定品種であり、育成地(北海道上川郡比布町)における成熟期は中生の早、精玄米千粒重が大、障害型耐冷性が極強の水稲、粳種である。草型は偏穂数、稈長はやや短、稈の細太、剛柔及び葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや短、穂数はやや多、粒着密度及び穂軸の抽出度は中、穂型は紡錘状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は短、芒色は黄白-黄である。玄米の形はやや細長、大小はやや大、粒色は白、色沢はやや淡、精玄米千粒重は大、玄米の見かけの品質は中の上、光沢はやや良、香りは無、腹白の多少は少、胴割の多少は極少、食味は中の中である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期は早生の晩、成熟期は中生の早、穂揃日数は中、障害型耐冷性は極強、出穂遅延型耐冷性はやや強、耐倒伏性は中、脱粒性は難、地上部全重はやや大、収量は多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,i,k、穂いもちほ場抵抗性はやや強、葉いもちほ場抵抗性は強、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)である。アミロース含量は中、蛋白質含量は中である。「あきほ」及び「きらら397」と比較して、精玄米千粒重が大きいこと、障害型耐冷性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に北海道立上川農業試験場(上川郡比布町)において、「空育151号」に「上育418号」(後の「ほしのゆめ」)を交配し、8年に雑種第4代で穂選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
大地の星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 14:28 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動大地の星 | |
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属 | イネ属 Oryza |
種 | イネ O. sativa |
交配 | 空育151号×ほしのゆめ |
亜種 | ジャポニカ O. s. subsp. japonica |
品種 | 大地の星 |
大地の星(だいちのほし)は、イネ(稲)の品種の一つ[1]。「空育151号」を花粉親[1]、「ほしのゆめ」を種子親とする交配によって育成された[1]。品種名は、北の大地の星になるようにとの願いが込められている[1]。
北海道での栽培に適した多収品種[1]。直播栽培に向く[1]。耐冷性と耐病性にともに優れる[1]。
炊飯米は、粘りが少ないため、冷凍ピラフなどの加工米飯に向いている[1]。
2020年現在の道内での作付面積は636ヘクタールで、品種別では第9位[2]。
脚注
参考文献
- 日本食糧新聞社 編『全国お米のこだわり銘柄事典』日本食糧新聞社、2018年4月18日。ISBN 9784889272666。
関連項目
大地の星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 04:34 UTC 版)
フィールドに存在する紋章。2つの地点を結ぶワープポイントである。
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