増幅回路とは? わかりやすく解説

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増幅回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 03:47 UTC 版)

増幅回路(ぞうふくかいろ)とは、増幅機能を持った電子回路であり、電源から電力を供給され、入力信号により能動素子の動作を制御して電源電力を基に入力信号より大きなエネルギーの出力信号を得るものである[1]。信号のエネルギーを増幅する目的のほか、増幅作用を利用する発振回路演算回路などの構成要素でもある。電気的(電子的)なものの他に、磁気増幅器光増幅器などもあるが、この記事では以下電子回路のみについて説明する。


注釈

  1. ^ 真空管でもトランジスタでもこの点は基本的に同様である。
  2. ^ 大出力が必要な場合、最終段が真空管やパワーMOSFETなど入力に電流を多く必要としない素子であれば基本的に電圧の増幅が中心で良いが、バイポーラの大電力パワートランジスタは一般に電流増幅率は低めであり、ある程度の電流も必要になる。

出典

  1. ^ 『電子回路学』、p66、電気学会、2000年
  2. ^ 『電子回路学』、pp105-106、電気学会、2000年
  3. ^ 『はじめてトランジスター回路を設計する本』(奥澤清吉 & 奥澤熙 2002)
  4. ^ 『電子回路』、p122、森北出版、1994年
  5. ^ 『電子回路』、pp123-125、森北出版、1994年
  6. ^ 『電子回路』、p125、森北出版、1994年
  7. ^ ラジオ技術』第6巻第12号(1952年11月号、通巻65号)pp. 68-75(目次には pp. 49- とあるが、目次が正しくない)「クロス・シャントPP回路を使った6A3BPPと6AR6PPの試作」島田聰(聡)
  8. ^ a b c Y.Takayama, "Fundamentals of Microwave High-Efficiency Amplifiers", MWE 2007 TL03-01, Nov 2007.” (PDF). 2013年2月11日閲覧。
  9. ^ ポーラ変調とは - 電子部品 - Tech-On!”. 2013年2月11日閲覧。
  10. ^ ポーラ変調によるパワー・アンプの効率の向上” (PDF). 2013年2月11日閲覧。
  11. ^ a b c d e f M.Nakayama and T.Takagi, "Techniques for Low Distortion and High Efficiency Power Amplifier", MWE 2004 TL03-02, Nov 2004.” (PDF). 2013年2月11日閲覧。
  12. ^ W.H.Doherty, "A new high efficiency power amplifier for modulated waves2, Proc IRE, vol 24, no.9, pp. 1163-1182, Sept. 1936.
  13. ^ a b K.Honjo, "Fundamentals of Microwave Amplifiers", MWE 2008 TL04-01, Nov 2008.” (PDF). 2013年2月11日閲覧。
  14. ^ NXP、より電力効率に優れたRFベースステーションを実現する新しい3-way Dohertyリファレンスデザインを発表”. 2013年2月11日閲覧。






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