塒

デジタル大辞泉

とぐろ【^×塒／蜷^＝局】

読み方：とぐろ

蛇などが、からだを渦巻き状に巻いた状態でいること。また、その状態。

ね‐ぐら【^×塒】

読み方：ねぐら

《「寝座(ねぐら)」の意》

１ 鳥の寝る所。巣。とや。「—に帰る烏(からす)」

２ 人の寝る場所。また、自分の家。「今夜の—を定める」

と‐や【^▽鳥屋／^×塒】

読み方：とや

１ 鳥を飼っておく小屋。鳥小屋。

２ ツグミなどの小鳥狩りの際、わなを仕掛けて待つために山中や谷間に設けた小屋。

３ タカの羽が夏の末ごろから抜けて、冬までに生えかわること。その時機に、1にこもるところからいう。

４ 歌舞伎劇場で、花道の揚げ幕の内部にある小部屋。花道への出入りの際の控え所。狭くて1に似ていたのでいう。

５ 旅回りの役者などが、不入りなどで次の土地に出発できないでそこに滞在すること。

６ 遊女が梅毒で引きこもること。また、梅毒のこと。

「—をせざる中は、本色の遊女とせず」〈浮・禁短気・三〉

と‐ぐら【^▽鳥^▽座／^▽鳥^×栖／^×塒】

読み方：とぐら

鳥のねぐら。とや。

「風吹けばゆるぎの森のひとつ松まつちの鳥の—なりけり」〈曽丹集〉

短編小説作品名辞典

塒

作者長見義三

収載図書別れの表情
出版社恒文社
刊行年月1993.12
シリーズ名長見義三作品集

塒

作者高畠寛

収載図書高畠寛初期作品集
出版社大阪文学学校・葦書房
刊行年月1999.4

隠語大辞典

塒

読み方：ねぐら

1. 酒類一般。〔第六類　器具食物〕
2. 酒を云ふ。
3. 酒のこと。

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近代文学作品名辞典

塒

読み方：ネグラ（ｎｅｇｕｒａ）

作者 長見義三

初出 昭和15年

ジャンル 小説

JMnedict

塒

姓	読み方
塒	ねぐら

ウィキペディア小見出し辞書

塒（ねぐら、英：roost）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/17 06:47 UTC 版)

「鳥類用語」の記事における「塒（ねぐら、英：roost）」の解説

非繁殖期の成鳥や巣立ち後の若鳥が夜間（夜行性の種では日中）休息を取る場所は、巣と区別される。塒に就くことを就塒（しゅうじ、英：roosting）といい、集団で塒に就くことを集団就塒（しゅうだんしゅうじ、英：communal roosting）、その塒に就く時の行動は就塒行動（しゅうじこうどう、英：roosting behavior）と称される。

塒（とぐろ）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/04/08 23:55 UTC 版)

「フェイスガード虜」の記事における「塒（とぐろ）」の解説

謙に憧れる小学生。頭頂部がトグロ状になっている。虜から師匠と呼ばれている。主にツッコミ役。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

塒

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 06:51 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : ジ
  • 漢音 : シ
• 訓読み

  ねぐら、とや、とぐろ

漢字辞典

塒

塒	画数：13 音読み：シ、 ジ 訓読み：ねぐら、 とや、 とぐろ ピンイン：shi2 ハングル：시 対応する英語：roost, hen coop, spiral

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「塒」の例文・使い方・用例・文例

• 私は家は単なる塒だと思っている。
• 塒にいる鳥