土井裕泰とは? わかりやすく解説

土井裕泰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 14:16 UTC 版)

どい のぶひろ
土井 裕泰
生年月日 (1964-04-11) 1964年4月11日(61歳)
出生地 日本広島県
職業 映画監督演出家
ジャンル 映画テレビドラマ
主な作品
テレビドラマ
オレンジデイズ
私の運命』/『愛していると言ってくれ
真昼の月』/『ビューティフルライフ
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ
Love Story』/『GOOD LUCK!!
魔女の条件
空飛ぶ広報室』/『眠りの森
S -最後の警官-』/『コウノドリ』シリーズ
重版出来!』/『逃げるは恥だが役に立つ
カルテット』/『ラストマン-全盲の捜査官-
映画
いま、会いにゆきます
涙そうそう』/『ハナミズキ
麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
映画 ビリギャル』/『罪の声
花束みたいな恋をした
受賞
日本アカデミー賞
優秀監督賞
2021年罪の声
その他の賞
新藤兼人賞 金賞
2004年『いま、会いにゆきます』
TAMA映画祭
特別賞

2021年花束みたいな恋をした
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土井 裕泰(どい のぶひろ、1964年4月11日 - )は、TBSテレビ(旧:TBSエンタテインメント)・コンテンツ制作局ドラマ制作部所属のテレビドラマ演出家映画監督広島県広島市、現在の中区鉄砲町出身[1]

来歴

CMディレクターの高田雅博広島学院中学・高校の同級生で、在学中に8ミリ映画を学園祭に出品して腕を競ったり、共同制作もした。子供の頃から映画館に通いつめたが、最も影響を受けた映画は、同郷の長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』だという[1]早稲田大学政治経済学部卒業。早大時代は劇研に所属、劇団山の手事情社の初期メンバーとして舞台に出演した。同時期に所属した役者に池田成志清水宏らがいる。

大学卒業後、TBSに入社した[1]。以降、テレビドラマの話題作を多数演出する[1]。「TBSのエースディレクター」と言われている。

主な演出作品にドラマ『愛していると言ってくれ』、『ビューティフルライフ』、『GOOD LUCK!!』、『逃げるは恥だが役に立つ』、『カルテット』、映画『いま、会いにゆきます』、『涙そうそう』、『花束みたいな恋をした』などがあり、実力のある有名な脚本家から信頼されタッグを組むことが多い。

2023年6月、ロケ車で移動していたところに対向車線を走行していたトラックが急に車線を変更したことから交通事故に巻き込まれ、重傷を負った。その後、事故に巻き込まれた件に関する取材に対して土井は「いまはもう快方に向かっています。ご心配いただくようなことはありませんよ。もう大丈夫です」と自身の無事を伝えている。撮影していた作品は公開が延期されたが、無事2025年4月に公開されることが発表された[2]

受賞歴

作品

テレビドラマ

太字はメイン演出担当または単発ドラマ

映画

書籍

脚注

  1. ^ a b c d 両角晴香 (2017年8月6日). “視聴率は気になります。でも、最後までやりきることの方が大切です。「土井裕泰:演出家・映画監督」”. nextひろしま (東京広島県人会). オリジナルの2018年4月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180422111205/http://next-hiroshima.net/2017/08/06/interview_nobuhirodoi/ 2018年4月24日閲覧。  {{cite news}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  2. ^ 広瀬すず、杉咲花、清原果耶のトリプル主演映画、ロケ車が大破事故 プロデューサーや監督は大けが、公開は大幅延期も NEWSポストセブン 2024年1月20日閲覧
  3. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. webザテレビジョン. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月1日閲覧。
  4. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. webザテレビジョン. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月1日閲覧。
  5. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. webザテレビジョン. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月1日閲覧。
  6. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. webザテレビジョン. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月1日閲覧。
  7. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. webザテレビジョン. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月1日閲覧。
  8. ^ 第39回ドラマアカデミー賞発表(2006年12月31日時点のアーカイブ)”. webザテレビジョン. 2025年3月1日閲覧。
  9. ^ 第41回ドラマアカデミー賞発表(2006年12月31日時点のアーカイブ)”. webザテレビジョン. 2025年3月1日閲覧。
  10. ^ 第66回ドラマアカデミー賞発表(2013年5月11日時点のアーカイブ)”. webザテレビジョン. 2025年3月1日閲覧。
  11. ^ 第91回ザテレビジョンドラマアカデミー賞”. ザテレビジョンドラマアカデミー賞. 2025年3月1日閲覧。
  12. ^ “世界に見せたい日本のドラマ 『あさが来た』『赤めだか』がグランプリ”. ORICON STYLE. (2016年11月7日). https://www.oricon.co.jp/news/2081070/full/ 2016年11月7日閲覧。 
  13. ^ ゆうばり映画祭ニューウェーブアワード受賞者決定、勝地涼「身が引き締まる思い」”. 映画ナタリー (2016年2月22日). 2016年2月22日閲覧。
  14. ^ 【特集】第92回ドラマアカデミー賞 結果発表 | ザテレビジョンザテレビジョンKADOKAWA、2017年5月10日閲覧。
  15. ^ アーカイブ:大山勝美賞”. 放送人の会. 2019年5月19日閲覧。
  16. ^ エランドール賞歴代受賞者一覧”. 一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会. 2018年1月22日閲覧。
  17. ^ 第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞”. ザテレビジョンドラマアカデミー賞. 2025年3月1日閲覧。
  18. ^ 第44回 日本アカデミー賞 優秀賞決定!、日本アカデミー賞公式サイト、2021年2月9日閲覧。
  19. ^ 第31回映画祭TAMA CINEMA FORUM 第13回TAMA映画賞”. TAMA映画賞 (2021年10月7日). 2021年10月26日閲覧。
  20. ^ “小栗旬と星野源が昭和最大の未解決事件に翻弄される、小説「罪の声」映画化”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年4月18日). https://natalie.mu/eiga/news/328379 2019年4月18日閲覧。 
  21. ^ “有村架純&菅田将暉、坂元裕二ワールドへ! 映画「花束みたいな恋をした」製作決定”. 映画.com. (2019年10月30日). https://eiga.com/news/20191030/3/ 2019年10月30日閲覧。 
  22. ^ “広瀬すず×杉咲花×清原果耶が「片思い世界」でトリプル主演、脚本は坂元裕二”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2023年3月15日). https://natalie.mu/eiga/news/516631 2023年5月1日閲覧。 

関連項目

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