国際電気通信連合へ
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「国際無線電信連合」および「国際電気通信連合」も参照 1894年、イタリアのグリエルモ・マルコーニが自宅で電波による無線通信実験に成功、1897年にはマルコーニ無線電信会社(英語版)が創立されて無線の時代がおとずれた。20世紀に入ると、イギリスは大英帝国内の植民地と本国を直接結び、第三国への情報漏洩を回避するため、無線は船舶間通信手段として重用されるようになった。イギリスとイタリアの海軍はマルコーニの仕様のみを利用した。これに対し、ドイツでは1903年にシーメンスとAEGが合弁し、無線技術を開発するためベルリンでテレフンケンが設立された。アメリカの発明家・電子工学者のリー・ド・フォレストもまた無線技術の発展に尽力した。イギリス・イタリア以外の列強はマルコーニの市場独占を打破したい思惑があり、のちにテレフンケンとフォレストは提携した。その一方、混信の問題が生じてその解決が必要とされたので、1903年に9か国がベルリンで会議をおこなっている。参加国はドイツ・オーストリア・スペイン・アメリカ・フランス・イギリス・ハンガリー・イタリア・ロシアであった。1906年にはベルリンで万国無線電信会議が開かれ、そのときSOSが遭難信号に採用された。1908年、日本をふくむ30か国が参加して国際無線電信連合が発足した。 第二次世界大戦後の1947年、万国電信連合(1865年発足)と国際無線電信連合(1908年発足)が統合して国際電気通信連合が発足している。
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「国際無線電信連合」の記事における「国際電気通信連合へ」の解説
第二次世界大戦後の1947年、万国電信連合(1865年発足)と国際無線電信連合(1908年発足)が統合して国際電気通信連合が発足し、国際連合の専門機関として活動を開始した。
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