国際防衛機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:12 UTC 版)
「ウルトラマンギンガS」の記事における「国際防衛機構」の解説
神山 政紀(こうやま まさき) 第13話より登場。 国際防衛機構長官。組織やUPGに対しては絶大な指揮権を持つ。また、アリサの才能を見抜き彼女をUPGへ推薦した張本人でもある。そして、陣野をUPG隊長に任命したのも彼である。「地球は人類自らの手で守らなければならない」という思いを強く持つが、それゆえに強大すぎる兵器の使用を躊躇いも無く実行しようとするなど、平和を守るためならば危険かつ独善的な手段をも用いようとするマキャベリストな一面が強い高圧的でタカ派な人物。ウルトラマンをも信用しておらず「得体の知れない異星人」と偏見と敵視の目で見ており、いつ脅威をもたらすか分からないと警戒している。 相次ぐチブル星人エクセラー(SD)からの刺客に人類も対抗するため、かねてから秘密裏に進行してきたビクトリウム・キャノンの投入を決定し、反対したヒカルを監禁し、その他異を唱えたアリサを除く陣野以下UPG隊員と友也を強制的に隊員資格剥奪として解雇してしまう。 ビクトリアンに関しては陣野から報告を受けなかったためかその存在を認知していなかったが、第14話でショウが突入した際に地底文明の存在を知り、彼からビクトリーランサーとシェパードンのクリスタルスパークドールズを強奪、ビクトリウム・キャノンのエネルギーチャージに利用する。だが、結果的にシステムがあり余るビクトリウムのエネルギーを制御しきれなくなってしまい、先述のように偏見の目で見ていたウルトラマンに「なんとかしてくれ」と救いを求める有様に、アリサからも見限られ、その後はエクセラーがライブベースを占拠したことによって基地の外へ追い出され、ビクトリウム・キャノンがビクトルギエルに取り込まれて侵略に利用される様を見せつけられて絶望の淵に叩き落とされてしまう。 ビクトルギエルが倒された後、復興が始まろうとする街を目の当たりにすることでようやくこれまでの自分の行いを後悔して、深い罪悪感の念を抱いたが、アリサや陣野から「やり直すことができる」と励ましの言葉を受けた。
※この「国際防衛機構」の解説は、「ウルトラマンギンガS」の解説の一部です。
「国際防衛機構」を含む「ウルトラマンギンガS」の記事については、「ウルトラマンギンガS」の概要を参照ください。
- 国際防衛機構のページへのリンク