国連安保理改革
別名:国際連合安全保障理事会改革、安保理改革
国際連合安全保障理事会(国連安保理)において旧弊となりつつある構造を見直そうとする一連の働きかけ。
国連安保理は国家間の安全保障、国際の平和と安全の維持に関する意思決定機関であり、国際連合(国連)における最重要機関のひとつである。しかしながら、同機関が設立された第2次世界大戦直後の1945年より2010年現在に至るまで、常任理事国の数も構成も変わっていない。そうした中で、安保理の体制を改革する必要があるとする声が、1990年代半ばより起こっている。
改革に際していくつかの改革案が起草され、討議されているが、2010年現在まで、どの改革案も実現には至っていない。
常任理事国入りを目指す非常任理事国の日本は、2004年、ドイツ、インド、ブラジルと共に常任理事国入りを求める旨の改革案を提案。しかしながら十分な賛同は得られず、同案も採択されていない。
2010年11月には、インドが米国から公式に支持を表明され、「インドの常任理事国入り」の可能性が急浮上してきている。
関連サイト:
国連改革・安保理改革 - 外務省
なぜ安保理改革が必要か - 外務省
国際連合安全保障理事会改革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/14 05:19 UTC 版)
国際連合安全保障理事会改革(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいかいかく)は、主に1995年頃から話題になってきている国際連合安全保障理事会に関する改革を推進する際の議論・弁論のこと。安保理改革(あんぽりかいかく)と略されることがある。
注釈
出典
- ^ 対日関係全面見直し決議、韓国国会が採択 朝日新聞 2001年7月18日
- ^ 日本が常任理事国入り2段階戦略 韓国は阻止に全力 朝鮮日報 2005/04/01
- ^ 韓日外交戦、国連を舞台に激化 朝鮮日報 2005/04/01
- ^ “「バイデン大統領、日本の国連安保理常任理事国入りを支持」”. 中央日報 (2023年5月14日). 2023年5月19日閲覧。
- ^ 国際連合安全保障理事会常任理事国入りを目指した外交政策に関する質問主意書
- 1 国際連合安全保障理事会改革とは
- 2 国際連合安全保障理事会改革の概要
- 3 日本の常任理事国入りへの課題
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