四菱グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:36 UTC 版)
「機動警察パトレイバーの登場人物」の記事における「四菱グループ」の解説
藤倉 征四郎(ふじくら せいしろう) 四菱グループ会長。 漫画版に登場。自ら「人種差別主義者」と呼ぶほど外国人労働者を嫌っている労働鎖国主義者だが、日本人なら優遇するというわけではなく合理化主義を推し進め、現場や下請けを圧迫している。年明け早々からレイバーをフル稼働させるような指示を出すなど、遊馬からは「特車二課じゃあるまいし」と批判されている。 非常に感情的な人物であり、労働者を説得する時に逆に悪口雑言を投げつけたり、いずも2号を盗んだ犯人の寒川に暴力をふるったりしている。後藤曰く「根がものすごく正直な人」。 「いずも計画」を推進する「レイバー産業振興協会」の会長も務めていたが、いずも2号の盗難事件を受け、協会会長を引責辞任した。その後会長職を引き継いだのは篠原一馬である。また、「週刊パトス」の記者の梶川に、これ以上篠原重工と政界との癒着疑惑の深追いをしないように忠告もしており、この忠告の後、梶川は疑惑追及をやめている。 モハメッド・アドルース 漫画版に登場。四菱グループの留学生で「いずも計画」にも参画する優秀な技術者。日本語も流暢に話す。しかし藤倉会長の意向の元、しばらく「いずも計画」から外れ、工事現場での整備責任者をしていた。いずも2号の盗難事件で藤倉の偏見により犯人と疑われるが、事件後はいずも計画の設計室に復帰した。 寒川(さむかわ) 漫画版に登場。モハメッドの元同僚。「いずも計画」で設計を担当している。実家は四菱グループの下請けで部品製造工場を営んでいたが、藤倉会長の超合理化方針の影響で倒産している。その復讐のために新型レイバーの「いずも2号」を盗み出し、それをネタに藤倉会長を脅迫した。 古柳(ふるやなぎ) 漫画版に登場。四菱重工の技術顧問。かつては城南工大研究室にて「多足歩行の制御」研究をしており、その研究からレイバーシステムが生み出された。バビロン工区で後藤にASURAシステムの存在を伝えた。 グリフォンの動きを「美しい」と評したが、最終巻ではそのためのASURAシステムが機体に無理を強いたことをテレビでコメントしていた。
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