四菱の大奥方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 23:29 UTC 版)
伊織の祖母。名前は不明。頻繁に般若の面を付けては女好きな夫:政夫へ怒りの鉄槌を込めた制裁(ハロウィンイベントの際に巨大カボチャの器へ監禁、五十鈴家から「五十鈴家版:真実の口の石像披露」に招待された時に浮気の真偽を問わせ政夫の手を確信犯的に噛ませる…等々)を下している。大正時代に創立されたらしき塚宝歌劇団の当初からの熱烈なファン(通称ヅカオタ、夫の政夫曰く「殿堂入り」)で、男装の麗人にめっぽう弱い。彼女の持論は「華は咲くのを助け支えるもの。美しさを讃え見守るもの 無粋な真似は許さない(恐らく、ファンはアイドルに対し常識的な距離感を持って活動をする事こそ、そのアイドルを愛でる喜びがあるのだと言う意味合いだと思われる)。」彼女の言う「無粋な真似」の具体例は、政夫が口にした「俳優のスケジュールを(金で)買って、四菱家でパーティー。(つまり金に物を言わせて相手を意のままに動かそうとする事)」。だがヲタクとしての欲望には弱く、本編12巻P87~P92からのエピソードで、孫娘の伊織が晴&あたる姉弟・薫達と正月映画版「ダンデレラ」鑑賞の後晴・薫を伴って帰宅した際、伊織の熱望でダンデレラの扮装をさせた晴にメロメロになってしまい、孫娘:伊織が帰宅する前に政夫に教え諭していた説教(「孫の楽しみのお邪魔になったら悪い」「可愛い子は可愛いい子同士(水入らずの付き合いをさせるべきと言う意味?)」)も何処へやら、即座に政夫を突き飛ばして眼中から遮断。(突き飛ばされた政夫は孫娘の友人で、他人でしかない薫にだけしか心配して貰えなかったと言う哀れなオチが付いた。)孫娘の伊織と、晴との団欒の同席にどちらが隣席になるかを巡って諍いを開始する…と言う結末になっていた。
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