喫茶バンブー→喫茶「竹」(戦時中)→JAZZ喫茶バンブー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:47 UTC 版)
「エール (テレビドラマ)」の記事における「喫茶バンブー→喫茶「竹」(戦時中)→JAZZ喫茶バンブー」の解説
梶取保(かとり たもつ) 演 - 野間口徹 喫茶「バンブー」のオーナー。妻の恵と経営している。 裕一と音はもともと「竹取物語」が縁で出逢い、夫婦になったため、上京先で偶然に喫茶「バンブー(英語で竹の意味)」を見付けて店の名前を気に入り、常連客になる。それがきっかけで、上京後の裕一と音の良き相談相手となる。また、家探しに困っていた裕一と音のために、自分が管理している住宅を紹介し、気に入ってもらえた。 昔は、明治から続く古本屋の4代目店主で今と違い堅物だった。恵はその常連で徐々に好意を持ちはじめた。また、久志とは福島に引っ越す前に出会っており、彼の激励により当たって砕けろでプロポーズをし夫婦となり、古本屋を廃業し、喫茶店「バンブー」を開店した。 国家総動員法により、英語が禁止になり店の名前を「竹」と変え、さらに、配給制度で食べ物が手に入りづらくなったことから野菜で様々な料理を作り、音に味見してもらっている。しかし「(大豆で作った)代用コーヒーなど、もはやコーヒーではない」と見切りを付けはじめ、同時期に勤労動員により近くの工場で働くことになったため、「バンブー」を一旦閉めたが、夫婦とも無事終戦を迎えられ、再びJAZZ喫茶「バンブー」として再開店させた。 戦後は、「バンブー」のミルクセーキを飲むと早稲田に合格すると噂になっている(妻の恵のセリフ)。 梶取恵(かとり めぐみ) 演 - 仲里依紗 保の妻で、旧姓は二宮(にのみや)。喫茶「バンブー」を保と共に切り盛りしている。上京してきた裕一と音のために、保と共に住宅を紹介してくれた恩人でもある。 劇中では自分の過去について「元恋人が網走刑務所の受刑者だった」とか「オックスフォード大学で法律を学んでいた」とか「旅芸人の一座にいた」などと夫の保すらそれまで耳にしたことのなかった様々なエピソードを語ったが、事実かどうかは不明。また音の音楽教室の広告をプロのデザイナー並みに描いたりしている。 保が営む古本屋の常連で彼に好意を寄せられた。ある日、彼女が左手の薬指に指輪を着けているのを見た久志から「婚約者がいるのかも」と疑われ、結果として久志の激励を受けた保のプロポーズを快く受けた。本人は外国の婚約指輪の習慣を知らずにファッションのつもりで指輪を付けていただけで、一緒にいた外国人男性もただの友達だったらしく、むしろ保の情熱的なプロポーズを見て感動していたという。 なお、「バンブー」という店名は、竹のように地面にしっかり根を下ろした生き方をするという意味が込められているとのこと。
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