商用WADとは? わかりやすく解説

商用WAD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:17 UTC 版)

Doomの改造」の記事における「商用WAD」の解説

1994年から1995年頃、WADは主に電子掲示板パソコンショップステージ制作の指示ガイド同梱されコレクションCD経由配布され後年にはインターネットFTPサーバーやりとりされるようになったDoomソフトウェアライセンスカスタムWADから利益得られないようにすることが必要であり、id SoftwareメンバーWADコンピレーションCD-ROM配給に対して何らかの対策講じていると主張しているが、一部WADセットとショベルウェアバンドルはそれにも関わらず特定のアウトレット有償入手できた。 当時id Software新し技術使った新作Quake』に取り組んでいたが、Doomコミュニティから最も才能のあるWAD制作者選び、公式拡張制作不正なコレクションCD対抗するプロジェクト開始したチーム21の『Master Levels』を制作し1995年12月26日インターネットから任意にダウンロードされた1,830WAD集である「Maximum DoomとともにCD発売された。1996年には、TeamTNT制作した二つ32ステージmegawadFinal Doom』が、id Softwareから正式な商品として発売された。 さらに、当時発売されさまざまなファーストパーソン・シューティングゲームでは、id Software商用ライセンスの下でDoomエンジン使用していた。これは、本質的にDoomエンジンパッケージ化されたカスタムWADであるといえる1997年発売された『Hacx:Twitch 'n Kill』がその例である。 商業的にリリースされWAD貢献した多く人々加えてさまざまな作者他のゲーム開発関与するようになった。 ケネス・スコット…『Hacx:Twitch 'n Kill』にアートワーク寄稿した後、id Softwareバンジー後に『Halo』ゲーム開発を担う343 Industriesアートディレクターになった。 『Master Levels for Doom II』に 2つステージ提供したティム・ウィリッツは、後にid Software主任デザイナーになった。 『Final Doom』の収録ステージのうち4分の1作成したダリオ・カザーリは、Valve雇われて『Half-Life』に取り組んだ。 Sverre Kvernmo…『Master Levels for Doom II』の5つステージデザイナーTeamTNTメンバーIon Stormに『大刀』のために雇われた。 Iikka KeränenいくつかのDoom WADそれ以降Quake Mod作者Ian Storm雇われて『Anachronox』と『大刀』のステージ作成しLooking Glass Studiosに『Thief II:The Metal Age』のステージ作成した。Keränenは後にValve雇われた。 ジョン・アンダーソンレベルデザイナー)…「睡眠博士」としても知られる。『Master Levels for Doom II』の5つステージと『The Ultimate Doom』のE4M7の作者であり、後に『Blood』『Unreal』および『大刀』に取り組んだ。 Matthias Worch (レベルデザイナー)は、Ritual Entertainment入社してSiN』に取り組んだ。彼は後にUnrealシリーズ貢献した

※この「商用WAD」の解説は、「Doomの改造」の解説の一部です。
「商用WAD」を含む「Doomの改造」の記事については、「Doomの改造」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「商用WAD」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「商用WAD」の関連用語

1
Doomの改造 百科事典
4% |||||

商用WADのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



商用WADのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのDoomの改造 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS