商品化とブランド化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 15:26 UTC 版)
1月にフロッケが救出されてからすぐ後に、ニュルンベルク市は彼女の名前を商標登録した。その後、動物園は公式のロゴを公開した。市の都市部に貼られたポスターにはフロッケが「Knut war gestern」(英訳:Knut is yesterday's bear、日訳:クヌートは昨日(過去)のクマだ))というフレーズと共に描かれ、ニュルンベルクでの主な宣伝キャンペーンの一部になった。これらのポスターは市全体の多数のバスや電車の停留所にも掲示された。 フロッケの人気は2008年初めに高まり、マスコミは前年の「クヌートマニア」同様、この現象を「フロッケフィーバー」と呼んだ。彼女の姿はゲーム、日記、ぬいぐるみ、DVD、絵葉書などに使われた。最初に発売された商品は2月から市販されたフロッケをモチーフにしたボードゲームであり、バイエルン州フュルトの企業でゲオルク・ロイライン (Georg Reulein) 有限合資会社の子会社であるノリス・シュピーレ(ドイツ語版)が制作したものだった。玩具メーカーのシュタイフ(ドイツ語版)有限会社は同年5月、様々な種類のフロッケのぬいぐるみを発売した。2008年当時にオンラインで公開された情報によると、商品からの収入は動物園と種の存続プログラムに使われていた。
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