向道館一門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 09:53 UTC 版)
「陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!」の記事における「向道館一門」の解説
観月 裕紀 86kg級オリンピック候補の柔道家。通称「柔の神童」。18歳。高校では金鷲旗、インターハイといったタイトルはことごとく受賞。 「試合は死合い」という信念を持ち、得意技は独自改良した垂直落下式の内股「ツイスター」。禁じ手「山嵐」や「外巻き込み」も使用。いじめられっ子だった自分を強く鍛え上げた姉を深く敬愛しており、彼女の為なら何でもする事を決意している。 内藤よりさらにサディスティックな性格で、関節技で内藤の腕や肩を脱臼させたり、片羽締めで月形の気管を潰し吐血させたりした。その後真島と一騎討ちをするも、捻芭蕉の前に敗北を認めた。 続編『真島、爆ぜる!!』では海外に留学中であると真島に伝えられている。 観月 ひみか 裕紀の姉。先祖が過去に陣内流に敗れた報復を誓い、いじめられっ子だった弟をスパルタ教育でしごいて成長させる。20歳。 スーパーモデル並の美貌を持つが性格は最悪で、いわゆる「女王様」タイプ。裕紀の事も操り人形同然に扱っていたが、真島との戦いで傷つく裕紀の姿と彼の自分に対する真摯な想いを見て、弟への愛情を思い出し改心。陣内流柔術抹消の誓約書を自ら破り捨てた。 続編『真島、爆ぜる!!』でも登場。以前、弟に叩きのめさせた内藤と6年の間にすっかり打ち解けている。彼と一緒に真島とニードルの試合を観戦する。 日下部 洸 観月家の執事。柔道五段で巨体。体格をいかし真島を苦しめるが敗れる。月形が観月に痛め付けられた姿を見て逆上した真島に嬲り物にされかけた事がある。 続編『真島、爆ぜる!!』にも登場。警察関係者に知り合いがいるなど、友好関係は広い模様。強い霊感を持っている。 観月 義竜 ひみか、裕紀兄弟の曽祖父。「向道館四天王」の一人。 明治19年の警視庁武術大会で城之内将士と戦い、敗れる。 破れたのちは酒に溺れるようになり、寂しく死んでいった。 村上 泰仁 84年ロス五輪の無差別級金メダリストであり、柔道の全日本監督。
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