しほうせいどかいかく‐しんぎかい〔シハフセイドカイカクシンギクワイ〕【司法制度改革審議会】
司法制度改革審議会(しほうせいどかいかくしんぎかい)
司法制度改革審議会設置法に基づき、内閣に設置されている。1999年7月にスタートした。市民の司法参加、法曹機能の充実などをテーマに議論する。2001年7月までに答申を出す。
委員は13人だ。弁護士や大学教授など有識者から選ばれている。両議院の同意を得て内閣が委員を任命する。有名な人では、元日本弁護士連合会会長の中坊公平氏、作家の曽野綾子氏らが審議会に参加している。
これまでの活動では、「日本版ロースクール構想」を提唱し、マスコミで大きく取り上げられた。日本は国際的に法曹人口が少ないため、ロースクールをつくって弁護士をもっと増やそう、という案だ。そのほか、最近では、一般市民が裁判に参加する「参審制」の是非もテーマになっている。
ちなみに、司法制度改革には、裁判官 VS 弁護士の対立があると言われている。どちらかというと最高裁判所は司法改革に反対の立場だ。これに対し、日弁連(日本弁護士連合会)のほうが司法改革に積極的だ。
(2000.09.16更新)
司法制度改革審議会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 10:26 UTC 版)
司法制度改革審議会(しほうせいどかいかくしんぎかい)とは、日本において司法制度改革審議会設置法によって1999年7月27日から2001年7月26日までの間、内閣に設置された審議会のこと。法科大学院や裁判員制度の骨格もこの審議会で決定された。
注釈
- ^ この意見書の趣旨にのっとって司法制度の改革と基盤の整備を集中的に行うために、2001年12月、内閣総理大臣を推進本部長とする司法制度改革推進本部が内閣に設置された(2004年11月30日まで)。
出典
- 1 司法制度改革審議会とは
- 2 司法制度改革審議会の概要
- 3 脚注
司法制度改革審議会と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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