取扱可能な回路モデルと用途
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/09 01:33 UTC 版)
「EMTP」の記事における「取扱可能な回路モデルと用途」の解説
取扱可能な回路モデル 集中定数素子 集中定数多相型回路 多相分布定数回路 非線形抵抗 非線形リアクトル 時変抵抗 スイッチ素子 整流素子 変圧器 各種電源 各種回転機 制御回路 等 用途 電力工学分野の課題に対する検討回路網の電圧、電流分布計算回路の構成要素に関するパラメーターとして、発電機電圧、発電機速度、原動機入力トルク、発電機界磁電圧が計算可能。 電力系統の潮流計算 交直変換システム解析 電力系統の負荷遮断時の応答計算 電力系統に発生する対称、非対称事故時の過渡応答と定常状態への移行過程の電圧、電力分布サージ解析(雷サージ解析、開閉サージ解析) 系統故障発生時の異常現象の解析(近距離線路故障、持続性交流過電圧解析等) 制御回路解析回路の構成要素の発電機には励磁系、原動機にはガバナ系の制御系を再現可能。 制御回路には微分器、積分器、任意の伝達関数、リミッターを設定可能で、任意の制御系を再現可能 機器内部の異常現象の解析 軸ねじれ共振(SSR)解析 目的として機器設計、電力系統の絶縁設計、設備故障原因究明等 一般用途での電気回路シミューレーション 電気以外の分野の現象を電気的等価回路に変換することによるシミューレーション
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