微分器とは? わかりやすく解説

微分回路

(微分器 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/07 02:09 UTC 版)

微分回路(びぶんかいろ)または微分器: differentiator)とは、出力が入力の導関数になるよう設計した電気回路である。微分回路には能動型と受動型がある。以下では主に能動型を解説する。受動型については、RC回路を参照されたい。

理論

微分回路は、オペアンプ抵抗器コンデンサで構成できる。この回路は、コンデンサの電流電圧の次のような関係を利用している。

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微分器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 09:02 UTC 版)

RC回路」の記事における「微分器」の解説

低い周波数での抵抗器にかかる電圧出力とする。低い周波数とは ω ≪ 1 R C {\displaystyle \omega \ll {\frac {1}{RC}}} となるような周波数である。 この場合は、コンデンサ電荷蓄積する時間があり、その電圧入力電圧とほぼ等しくなる。再び電流 I {\displaystyle I} の式を考える。 R ≪ 1 ω C {\displaystyle R\ll {\frac {1}{\omega C}}} であるから I ≈ V i n 1 / j ω C {\displaystyle I\approx {\frac {V_{in}}{1/j\omega C}}} V i nI j ω C ≈ V C {\displaystyle V_{in}\approx {\frac {I}{j\omega C}}\approx V_{C}} となる。したがって抵抗器にかかる電圧V R = I R = C d V C d t R {\displaystyle V_{R}=IR=C{\frac {dV_{C}}{dt}}R} V RR C d V i n d t {\displaystyle V_{R}\approx RC{\frac {dV_{in}}{dt}}} となり、これは抵抗器にかかる電圧一種の微分器となることを意味する積分微分をより正確にするには、オペアンプ使い、その入力フィードバックループ抵抗器コンデンサ適切に配置する必要がある

※この「微分器」の解説は、「RC回路」の解説の一部です。
「微分器」を含む「RC回路」の記事については、「RC回路」の概要を参照ください。

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