か‐でんあつ〔クワ‐〕【過電圧】
過電圧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/07 05:22 UTC 版)
過電圧(かでんあつ、overpotential、overvoltage)とは、化学用語の1つで、電気化学反応において、熱力学的に求められる反応の理論電位(平衡電極電位)と、実際に反応が進行するときの電極の電位との差のことである。電気技術では、単に電池内部で生じる電圧降下のことである[1]。
- ^ a b 田辺茂著 『燃料電池の基礎マスター』 電気書院 2009年1月31日第1版第1刷発行 ISBN 978-4-485-61007-7
- ^ 延与三知夫「新・電気化学入門講座―電極反応シリーズ(4)塩素電極反応」『電気化学および工業物理化学』第56巻第6号、電気化学会、1988年、 394-397頁、 doi:10.5796/kogyobutsurikagaku.56.394、 ISSN 13443542、 NAID 130007714234。
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