双青閣
名称: | 双青閣 |
ふりがな: | そうせいかく |
登録番号: | 30 - 0062 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建、瓦葺一部鉄板葺、建築面積144㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正9/昭和43移築 |
代表都道府県: | 和歌山県 |
所在地: | 和歌山県海南市阪井字西青田806 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 旧所在地:和歌山県和歌山市和歌浦西 |
施工者: | |
解説文: | 紀伊徳川家15代頼倫が邸宅の一部として創建し,亀池中島に移築された。木造2階建,入母屋造,桟瓦葺で1階に庇がつく。方4間半の四周に縁が巡り,北西に玄関,東に階段を突出させる。1階に4室,2階に6室を配し,2階南西の10畳を主座敷とする。 |
双青閣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 10:07 UTC 版)
池の内部には人工島である「中島」があり、1968年(昭和43年)に双青閣が移築されている。亀池のほとりからは歩行者専用のつり橋で中島まで往来できる(2021年5月現在夜間のみ通行止め)。 双青閣前にある説明板によると、紀州徳川家第15代当主徳川頼倫侯爵が1920年(大正9年)に和歌浦東照宮付近に建築した別邸であり、書院建回廊式の造りをしている。1922年(大正11年)に和歌山へ来訪した当時皇太子であった昭和天皇が双青閣に宿泊したという。その後、頼倫が渡欧する際に私人に払い下げられたが、その私人が和歌山県に寄贈し、改築の際に海南市阪井在住の田村岩友(1000本の桜を寄贈したことを記念した碑が園内に立てられている)が買収して、1968年(昭和43年)6月に現在の場所に移築保存。後、1974年(昭和49年)2月29日に海南市に寄贈された。
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